ヘッドスピードを上げずに
1時間の練習でドライバー飛距離を
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2017年12月24日

上達効率の良い練習法

倉木です。

今回は上達効率の良い練習法についてお話しします。

効率の良い練習法は色々とありますが、その中の1つを簡単に紹介します。

練習法というよりも取り組み方と言った方が適切に感じるものです。

今回説明する方法は、

・定義する
・定量化する
・視覚的に確認する

というものです。

最も上達効率の悪い練習法は成り行き任せにボールを打ち続けるだけの練習法です。

初心者のウチはボールをただ打ち続けるだけでもそれなりに効率良く上達して行きますが1年もすれば効率がガクンと落ちます。

そこからひたすらボールを打ち続けてもシングルにはなれますがこのような方法だとかなりの球数を打たないと上達できません。

限られた時間、お金、モチベーションの中で効率良く上達していくためには工夫が必要です。

定義、定量化、視覚的、という要素を加えた練習は工夫された練習法であり効率的な上達を達成する1つの要素です。

まず定義ですが、これは言葉の意味を定義する、明らかにして情報を読み解く力を養うために有効です。

例えば「手打ち」という言葉があります。

手打ちという言葉は曖昧です。

「定義せよ」と言われたら「体の動きが弱く、手でクラブを振ってしまうこと」と答えるゴルファーが多いと思います。

大雑把に言えば正解ですがこの認識では理解していないことと同じです。

ゴルフスイングは文字通り動的なものなのでタイミングがあります。

つまり体を使うべきタイミングで腕の振りが多過ぎるスイングが手打ちであり、そのタイミングはいつなのかを理解する必要があります。

理解することでゴルフ雑誌やレッスン書、レッスン動画、指導者が伝えようとしていることを誤解少なく受け取ることができるためです。

手打ちに関してもタイミングによって様々な結果になりますが最も多く言われるのは

・スイング軌道がアウトサイドイン軌道
・スイングプレーンが極端な縦振り

の状態にあるものです。

トップからの切り返しは下半身が先行することが基本ですが下半身の先行が弱く極端に言えば手から始動してしまうタイミングになり、インパクト後は体の回転の先行が弱いために左腕を振り抜くことができず左肘が曲がって引けすぎてしまい、結果、アウトサイドイン軌道、極端な縦振りでスライスが出てしまう状態です。

インパクトではハンドファーストの形になりませんので、弾道が極端に高くなり飛距離ロスします。

一方、稀にハンドファーストになっていても下半身の動きがスイングの始動からフィニッシュまで弱いために手打ちと言われることもあります。

手打ちに関する情報があった場合、このどちらを説明しているのかを見極めることで自分にとって有効な情報かどうか判断できます。

最近は「腕を振ってクラブヘッドを走らせる」系のノウハウが流行しています。

そのようなノウハウの言い方だと「下半身を使わず腕の振りをしっかり行うべき」「下半身を回転させるとクラブヘッドが遅れるから腕を振って下半身はあまり回転させないこと」ということになります。

腕の振りが弱く振り遅れ気味のゴルファー、また、振り遅れてはいないけどハンドファーストでは打てているがダウンでタメを作れない、というゴルファーには有効な言い方です。

しかし上に書いたアウトサイドイン軌道、極端な縦振り、ハンドファーストが出来ていない手打ちのゴルファーの場合は有害なノウハウになります。

アウトサイドイン軌道、極端な縦振り、ハンドファーストが出来ていない手打ちのゴルファーの場合は腕の振りよりも下半身の基本的な使い方、ハンドファースト、アウトサイドイン軌道の改善、スイングプレーンの改善が必要だからです。

このように、「手打ち」という言葉ひとつだけでも具体的に理解するためには少なくともこの程度の知識は必要になります。

これらの見極めができるようになるためにも効率的な上達を達成するために必要な2つ目と3つ目の「定量化」「視覚的に確認」が重要になります。

定量化とは数値化できることはする、ということです。

あまりに細かい点まで数値化するとかえって混乱しますので数値化の取捨選択が重要です。

最低でも知るべき数値は

・ヘッドスピード
・ボール初速
・打ち出し角度
・バックスピン量
・サイドスピン量
・左右打ち出し角
・フラットキャリーの飛距離
・インパクト時のライ角の数値

です。

これらは量販店にあるブリヂストン・サイエンスアイフィールドで確認できる数値です。

自分のヘッドスピード、使用クラブに対する適正な数値を理解し、実際の弾道の数値を確認し、その差異が意味するスイング上の問題、クラブスペックの問題を把握する事です。

クラブスペックに関しては計測者がアドバイスしてくれることが殆どなので良い店員、クラフトマンを見つけることが有効です。

同時にスイングの問題のアドバイスにも対応できるとより良いです。

さらに視覚的というのはインパクト時のクラブヘッドの動きや自分のスイング動画などの情報になります。

インパクト時のクラブヘッドの動きは先ほどのサイエンスアイで確認できます。

この視覚情報は多くのゴルファーが思っている以上に価値のある情報ですが読み解くにはスイング知識が必要になりますので知識ある指導者に読み解いてもらうと非常に有効な情報となります。

また、詳しいことは分からなくても自分のスイングを撮影して自分のスイングを見ることも有効です。

「何となくここがおかしい」と感じるポイントは大抵合っており、理論的に不明でも多くのアマチュアゴルファーはスイングを見る目が優れています。

これらの情報を定期的に確認することで、漠然とボールを打ち続ける練習とは比較にならないくらい効率の良い上達をすることができます。

このように説明すると「面倒だな」と感じるかもしれません。

確かに工夫して違うことをするのは面倒です。

いつも同じことを繰り返した方が精神的に楽です。

しかし、いつも同じことを繰り返す方法で上達を目指すのは肉体的にとても厳しい方法になります。

数値化、視覚化を意識してスイングのことを考えれば定義も明らかにできるようになり、様々なゴルフの情報が言わんとしていることを理解できる精度が高くなります。

そもそも読み手にそこまでの読解力を要求することが間違えていますがゴルフ業界の情報は非常に曖昧なものが多いのでそのようになっている以上読解力を向上させるしかありません。

今回紹介した定義する、定量化する、視覚的に確認する、という事は食事におけるマクロ栄養素のようなものです。

食事の栄養、たんぱく質、脂質、炭水化物、そしてビタミン、ミネラルなど、基本的であり、明らかに影響が分かる重要な点です。

食品のたんぱく質、脂質、炭水化物を全く知らずに体づくりをするのはボディービルダーなどはほぼいません。

せっかく先人が積み上げてきた膨大な知識の上に明らかにされた重要な数値を無視して闇雲に勘で取り組むのは効率的ではないということです。

「数値以外にも大切なことがある!」という意見もありますがそれはその通りです。

多くのゴルファーは感覚に偏りすぎて数値を疎かにしているのでそのバランスを整えた方が良いということになります。

これらの点を意識することで思っている以上に効率的な上達を実現することが出来ます。


 





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