倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2017年11月29日

ライ角調整に関する考え方

【読者様からの質問】
「お世話になります。

使用しているアイアンについて相談させていただきたいことがあってメールいたしました。

ティーアップして打つと球の出だしはストレート、回転は少しスライス回転が掛かるのですが、

下から打つと左に出て左回転が掛かりながら左に切れていく球が出ます。

結果から推測するに、地面に当たったときにヒールから突っかかっている(クラブがアップライトすぎるる)ように思えます。


スイングによって変わるので参考になるか、いちおう申し上げておきますと、

身長186cm、地面から手首までの高さ92cm、

7Iのシャフト長さ37.25インチ、ライ角63.5度(7年前に購入した時に63.5度でオーダーしたきりでその後は未確認)です。


しかし、量販店でのライ角計測では7Iで66度と言われ、

自分でインパクトマーカーを貼ってライ角チェックをする限りでは、何度測定してもだいたい適正なライ角になっているとの結果が出ます。


実打の結果に基づいてライ角をフラットに調整すべきか、もしくはまっすぐ出るような打ち方を模索すべきか、どちらが望ましいと御考えでしょうか。

スイングによると言ってしまえばそれまでなのですが御教示いただきたく、よろしくお願いいたします。」



【倉木真二の回答】
スイングによるか、クラブを調整するか、の的確な線引きはとても重要であり、指導者の経験、知識、考え方が問われる部分だと感じます。
結論を先に言えば

「ハンドファーストで打てているかどうか」
「フェードを打ちたいのか、ドローを打ちたいのか」

によって対策が変わります。
身長は高いですがそれを考慮しても37.25インチのインパクト時のライ角が66度というのはアップライトです。
数値自体に良い悪いはありませんがハンドファーストで打てていない、アウトサイドイン軌道になっている、ということであればスイングに問題があるのでスイングのみ修正が必要です。
ハンドファーストで打てているのであればクラブのみアップライトに調整すると良いです。
しかし、ティーアップでは右、地面から左、という症状を考慮するとおそらくスイングに問題があると感じます。
ハンドファーストが弱く、ややアウトサイドイン軌道が強めの症状になってしまっていると推測します。
ティーアップの場合はダウンブローに打たなくてもダフらないので少しアッパー気味の方向へ修正され、アッパー気味になるとスイング軌道はインサイドアウト軌道側へ傾きます。
これにより右に出ていると感じます。
地面にあるボールはアッパーだとダフりますのでダウンブローを意識し、それによりアウトサイドイン軌道とハンドファーストが弱めのスイングになって引っ掛けてしまっていると感じます。
なので、今回の場合は

・クラブは現状のまま
・スイングを修正する

の方が良いと私は考えます。
計測した指導者がインパクト時のライ角とクラブのライ角を一致させなかったのはスイングに問題が残っているので完全に一致させなかった可能性もあります。
良いスイングをしていて66度だったら可能なクラブであれば7番を65度程度まで調整したかもしれません。
しかし私の経験で言うとアマチュアの方でインパクト時のライ角がアップライトすぎる場合は大抵スイングの方に問題があります。
アップライトでも良いスイングというのは井戸木プロやデシャンポーのように構築されたスイングです。
タイガーウッズ(185cm)でも37.75インチで62度程度なので特別アップライトなスイングを構築しようとしない限り37.25インチであれば60〜63度程度が一般的な数値です。

なので、まずはスイングプレーンを現状よりもフラットにすること、つま先に体重を乗せすぎてインパクトで体が伸び上がらないようにすること、などに注意してください。


 


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。