「先日2年ぶりに行った練習場で、
無料クラブ診断をしてくれるという事で
MYクラブを見てもれいました。概要は以下の通りです。
・Driverは頑張って振れば十分使える。
・FWは自分にの力量に合っているクラブである。
・Ironはシャフトが柔らか過ぎて、
特に8番以下はつかまりすぎて引っ掛け球になる。
クラフトマンの指摘通りでDriverはスライス気味・FWはOK・
Ironはドフックが現状です。
そこでIronを交換したく、その場でお勧めクラブを聞いたら、
自社オリジナルクラブを紹介されました。(当然のことですが・・・)
市販のクラブを購入したいと思いますが、
各社のR・SR・Sはあてにならないのは当然です。
自分に合ったシャフトの堅さを調べるには
どうすればいいか教えて下さい。
【現在使用中のクラブ】
Driver Dunlop SrixonWR 10.5 SV-3011J カーボンシャフトR
FW NIKE SQ2 #4 #7 フェアウェイグラファイトSR
Iron Callaway X-18 #5〜A JV X−SERIES 70iSR
*私のヘッドスピードは40m/sです。」
【回答】
自分に合ったシャフトの硬度を選ぶ基準としては、
・ヘッドスピード
・弾道の高さ
・フィーリング
などが、主な基準となってきます。
ヘッドスピード40m/sに対して妥当なアイアンシャフト重量は、
カーボンで60g台前半、スチールで80g台程度が妥当な重量となってきます。
ですので、この重量帯の純正シャフトが装着されているのであれば、
おおむね問題は有りません。
また、弾道の高さに関しては
基本的にこの重量帯のシャフトは
弾道を上げる方向にセッティングされているものが大半ですので
あまり選択の余地が無いのが現状ですが
硬度を調整することで弾道の高さを調整することが出来ます。
弾道が高い状態では、バックスピン量が多い事が考えられますので
硬度を硬くしてバックスピン量を抑えることにより、
弾道を抑えることが可能です。
具体的には、データ計測器などで
バックスピン量を計測すると良いですね。
その計測の数値で、最適なバックスピン量になるシャフトが
理論上では合っているシャフト硬度になります。
ただし、いくら理論上合っていてもフフィーリングが悪いと
タイミングがとりにくくなりますので、
単純に芯を喰う確立が減少しますので、
注意が必要です。
因みに、上記の重量帯のアイアン用カーボンは
・フジクラZ-COM SS2
・フジクラスピーダー603
・フジクラZ−COM BI66
などがあり、
スチールならば
・NS850
・M80
・KsAc10 80
などがあります。
ドライバーであれば、
その種類は様々ですが、
基本的にリリースが早い、
タメの弱いタイプであれば
手元が柔らかい元調子のシャフト、
逆にタメが強いスイングをしているのであれば
手元が硬く、先端の柔らかい先調子のシャフトが適しています。
シャフト選びで重量やキックポイントは非常に重要ですので、
慎重に選択してみて下さい。