ヘッドスピードを上げずに
1時間の練習でドライバー飛距離を
28ヤードアップさせた方法











2017年02月28日

切り返しでなぜ逆ループしてはいけないのか

【質問】
「倉木様


早速のご回答、ありがとうございました。

>回答の記事

熟読させていただきました。

「テークバックでは体重を右足に乗せながらも軸を保ち、クラブを持ち上げるのではなく左腕で押しています。」の箇所、具体的な説明でわかりやすく感謝しております。
意識して練習しているところです。

ご回答に対し、また質問になってしまうのですが、
「正しくループしてクラブヘッドが降りて」くる動きというのは、自分で意識的にクラブヘッドを動かすのか、それとも何か他のことを意識した(あるいは身につけられた)動きの中で自然とそうなるのか、どうなのでしょうか。

その辺りのことを具体的に細かく説明されてる倉木様の教材はどれになりますか。

私のスイングはどうかと申しますと、イ・ボミプロと比べるとテイクバック前半ではプロと同じようなヘッド軌道かそれよりアウトサイドに上がり、後半はプロと比べインサイド(右肩側)にクラブが寝て上がります。
切り返しでアウト(イ・ボミプロと逆側)に小さくループし、クラブが立って下ります。
飛球線後方から見て8の字を描くようにして、ダウンスイング後半テイクバック軌道より少しインサイドからクラブヘッドがインパクト向かいます。
ダウンスイング時正面から私を見て時計の針で左腕が8〜9時の位置の時、シャフト回転が最大(約50度)になり、そこから一気にインパクトに向かって閉じていきます。
ちなみにハーフウェイバックでのシャフト回転約20度、トップは約40度です。
※以上、M-Tracerでのデータ比較です。

「正しくループしてクラブヘッドが降りる」動きを自分で試みましたが、どう頑張ってもグリップエンドだけがインサイドに入り、クラブヘッドはループしません。

フォローでの左肘が曲がりが自分では少し早いと思います。
グリップは左中指第二関節がちょうどグリップ真下に来る感じ、ショートサムで斜めに握ってます。
ゴルフ暦1年、スコア平均110〜120台のヘタクソです。
アタック角(ダウンブロー度合い)は7Iで8〜9度と少々大目のようですが、なぜかアイアンのフルショットで多いミスはトップボールです。

倉木様が別記事でM-Tracerのデータは読み解 くのが難しいと仰ってました。
私には「なぜダウンスイングで回転数が増えるのか、なぜ8の字になるのか」「8の字が駄目なのか、問題ないのか」わかりません。
私のスイングの「なぜ」と対策のヒントをいただけると幸いです。

よろしくお願い致します。」



【回答】
問答を繰り返すことはとても大切だと思います。
現実ではなかなか「面倒なゴルファー」と言うような扱いをされてしまいがちですが、問答には上達を早める効果とゴルフの奥深さに触れる楽しさがあるように感じます。
なので、私は一緒に問答を繰り返して行く時間がとても好きです。

クラブヘッドだけがインサイドに正しくループするのは、この動きをマスターしているゴルファーからするとクラブヘッドの動きを意識せず結果的にできる動作になります。
この動きをマスターする過程では意識的にループさせる必要もあります。
意識しなくてもできるようになると言うのはこのクラブヘッドの動きが様々な点において合理的だからです。

逆ループが基本的に推奨されない理由は打球の難易度を高めてしまうからです。
簡単な説明になってしまいますが、逆ループするとダウンスイング時に右脇を締めにくくなりクラブヘッドが鋭角に入りすぎてしまう可能性が高まります。
やや「かっさばく」ような動作になるのでインパクト時に上体が開きやすくなり、軽い擦り球や引っ掛け気味の弾道が出やすくなります。
クラブヘッドの入射角も鋭角すぎるとダフリ、トップが出やすくなります。
クラブヘッドの動きが鋭角なのでフェース面とボールが縦に擦れすぎてしまうのでボール初速をロスする傾向にもあります。
フォローではクラブヘッドがインサイドに動きすぎるので左肘に負担がかかり左脇が開きやすくなったりスムーズな振り抜きが行いにくくなります。
アウトサイドイン軌道で鋭角に打ち込むのは簡単です。
問題は軽いインサイドから鋭角に打ち込むことです。
軽いインサイドからのダウンスイングで鋭角に打ち込むにはダウンスイング時にタメを作らなければなりません。
そのタメをインパクトまでに遅れないように解放させるためにはインパクト時に下半身の壁を作らなければなりません。
インサイドから鋭角に打ち込めるようになってこそ良いスイングと言えます。
フェードを打つプロでもインサイドから鋭角に打つことができる上でアウトサイドイン軌道を行なっています。
多くのアマチュアゴルファーの場合、インサイドから打つとダウンで右肩が下がり鈍角になってしまいます。
ダウンでタメを作るには切り返しで下半身リードをしつつ上体の開きを抑え、クラブを縦に振る必要があります。
多くのゴルファーはここでクラブを横に振ってしまいます。
右手に持ったボールを右足のさらに右の前方の地面に叩きつけるような腕の振り方をすることでクラブヘッドを縦に振ることができる上に上体の開きを抑えられますし下半身の壁の作り方も覚えられます。
インパクトの下半身の壁はブレーキの掛け方がポイントです。
多くのゴルファーは下半身の回転を止めようとしますがこれでは壁はできません。
単に腰の回転を弱めるだけになり手打ちになる恐れもあります。
下半身の壁は回転を止めるのではなく下半身をジャンプするように使うことにコツがあります。
左足を伸ばして左腰を切り上げることで回転に衝突するようにブレーキをかけることができ、壁を作ることができます。
その反動でクラブヘッドがリリースされて振り遅れを防止できます。
正面から見たとき、テークバックよりもダウンスイングのクラブヘッドの孤が小さくなることがこのスイングをする条件です。
手元と右肩、右膝が高い位置にありながらインサイドからクラブヘッドが降りるスイングができるようになると安定した入射角で打点と方向性の良いドローを打てるようになります。
このスイングに

・下半身の壁
・ダウンブロー
・ビハインドザボール
・ダウンのタメ

といった昔から言われているフレーズの本当の意味が詰まっています。
インサイドからタメを作って孤を小さくしクラブを縦に振って壁を作ることで振り遅れることなく走らせることで「角速度」が適切に機能することでヘッドスピードアップしクラブヘッド入射角が最適になることでダフリ、トップのミスが減る上にクラブヘッドのロフト角に対して適度なボールへの摩擦となることでボール初速も適切になります。
簡単に言うと飛距離が適切にでながらダフリ、トップのミスが少なく方向性も良いと言うことになります。
逆ループしているプロもいますが(特に女子プロに見られます)逆ループでスイングすること自体がハンデと言っても良いです。
正確にボールを捉える難度が上がるスイングでプロゴルファーになることはできますが合理的に考えればハンデを抱えているに近いスイングとも言えますので並以上の努力が必要になるというのが基本的な考え方です。
ただし稀にそうではないプロもいるのですがここでは長くなりすぎるので説明はしません。

ここでは簡単にしか説明できませんのであまり良く分からなかったと思います。
ここでの説明での詳しい情報は私が執筆した究極のゴルフスイングという教材で説明していますので興味がありましたら是非参考にしてください。



http://1golf-jyoutatu.com/sw/






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