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2013年02月05日

クラブに合った打ち方と、引っ掛けのご相談です


【質問】
「倉木様

更新を楽しみにしています。

フェイスターンについて教えてください。
ドローが打てずに困っています、ほぼ真っ直ぐ出て、少し左に戻るか90度位左に曲がる球筋です。


アイアンはアキラのプロトモデルKS201を使っています。
シャフトはモーダス3Xです。
重心距離とフェイスターンのタイミングは関係ありますか?
有るとすればドローボールを打つにはこのアイアンに最適なスイングタイプを教えてください。

ドライバーはカムイのTP07S(9度)でシャフトはマイアッタス6Sを使っていますが、こちらはやや左に打ち出した後にそのまま直進か
ややフックの傾向です。
ドローを打とうとして右に打ち出すとそのまま右に直進かスライスしてしまいます。


よろしくお願い申し上げます。」



【回答】
KS201に最適なスイングタイプは

「ヘッドスピードが速く、鋭いリストターンをするドロー打ちタイプ」

になります。

クラブのイメージを表現すると、

「非常に操作性が良く、芯は小さいが、ボールはまずまず上がりやすい」

となります。

実測の数値(5I)だと、重心距離は34.5mm、重心高は19.0mmでした。

もちろん、工業製品なので、個体差あります。

ヘッドが小さ目な上に、やや低重心なので重心距離が短くなり、(低重心だと重心高が短くなる傾向にあります。重心が低くなるとシャフト中心軸線に近づくためです。)ボールが上がりやすいという形になります。

慣性モーメントも低めなので、操作性が高い(不安定)なヘッドです。

ヘッドのフェースローテーションは、ヘッドの重心や慣性モーメントに応じた「適度な負荷」があります。

車のコーナリングやスノーボード、スキーのターンに似ています。

例えば、とてもゆっくり車のコーナリングをしたら。

荷重が外側のタイヤに乗らず、外側のタイヤのパフォーマンス(グリップ力)が上がらず、車の能力を引き出すようなコーナリングが出来ません。

この場合、速度が「遅すぎる」ということになります。

スノーボードのターンでも、ものすごくゆっくりやろうとすると、外側に荷重が乗らず、不安定になります。

つまり、クラブヘッドの重心距離、慣性モーメントによって、最適なヘッドスピードと、フェースローテーションの仕方があります。

慣性モーメントが低めで、重心距離が短めということは、ヘッドスピードが速く、インパクト前後で鋭くターンするスイングに最適です。

マイアッタス6(S)を使用しているくらいですから、ヘッドスピードは速いのだと思います。(46m/s以上)

それでアイアンがフックしてしまうのは、ダウンスイング〜インパクトにかけて、コックを解放するタイミングが、少し早いのかもしれません。

また、シャフトもモーダスなので、ダイナミックゴールドと比較すると、シャフトによるタメができにくく、鋭くヘッドが走ります。(KBSツアーやライフルほどではありませんが)

セッティング的に、タメを作って一気にリリースする打ち方にあっています。

グリップも、フックグリップより、スクエアグリップがあってい
るセッティングです。

マイアッタス6もそれほどシャフトのタメができず(シャフトがつぶれにくいということにより)自分でタメをしっかり作る必要があります。

クレイジーなどの飛距離を重視したモデルは、自分でタメを作ることを要求するものが多いです。

余談ですが、これはシャフトメーカーの方から聞いたことなのですが、最も飛ぶシャフトとは、軽く、太く、全くしならないシャフトだそうです。

物理的に、最もボール初速が出るということです。

しかし、そんなシャフトではまともにタイミングも取れず、フェースに当てることも困難ですし、とにかく振りにくいでしょう。

結論として、ドライバーも、アイアンも、もう少し、タメが必要なのかもしれません。

タメを要求するクラブの難しいところは、タメを作りつつ、振り遅れないようにすることです。

つまり、コック解放を始めるタイミングは遅くしても、コックの解放をしたら、一気にヘッドを走らせないと、手元が先行しすぎて、クラブヘッドが遅れ(振り遅れ)フェースが右を向いてしまうということです。

鋭いターンが必要になるので、フックグリップよりも、スクエアグリップと、重心距離の短いヘッドがあっているスイングです。


 


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