倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2011年09月26日

ドライバーシャフトの長さのご相談です


【質問】
「倉木様

お世話になります。

ご指導よろしくお願い申し上げます。


今、下記のスペックで、アイアンはいいのですが、

長尺ドライバーは長いと思うので、変えたほうがよいでしょうか?


「最適長さを決めるサイト」でチェックすると私の最適ドライバーは


「ロフト11〜13度、長さ44.5〜44.75インチ」でした。


実際、アメリカのツアープロの平均身長は180cm以上にもかかわらず

ドライバーの長さは44.75インチ、

タイガーは身長185cmでドライバーは44.5インチとの事なので、

私に46インチは長いと思います。


そこで、以下を検討してますが、

他の候補も含めて、推奨お願い申し上げます。


@中古のマックテックNV3

(44.75インチ、11度、R、アスリートでないので高反発ヘッド)


Aマルマンシャトルi4000x430(44.5インチ、12.5度、R)


Bアメリカン倶楽部の12度位のヘッドにNSプロGT500(44.75インチで装着)


アドバイスのほど、よろしくお願い申し上げます。


【私のスペック】

年齢:57歳

身長:178cm(靴を着用。手長め)

手首までの高さ:右手84cm、左手86cm(靴を着用)

体重:60kg(やせ型、非力)

ゴルフスコア:110位

ヘッドスピード:約38m/秒


【使用クラブ】

ドライバー:ゼクシオ(2010年、46インチ、11.5度、R)

アイアン:ゼクシオ(2010年、R)

AW、SW:ゼクシオ(2010年、シャフトをNSプロ750にリシャフト、R)」




【回答】
シャフトの長さは

体型に合っているか、合っていないか、

という考え方ではなく

目的で選択する方が良いです。


46インチのシャフトが長くて合っていないと考えているようですが

必ずしもそうとうは言えません。


「自分より身長の高いプレイヤーが短いシャフトを使っている」

という理由で自分も短いシャフトを使うべきというのは

良い判断ではありません。


目的で選択すべきです。


欧米のプレイヤーはあまりアッパー軌道でスイングしません。


つまり、方向性を重視した、バックスピン量が程度に確保できる

弾道を打つことを目的としたスイングになっています。


ヘッドスピードが速く飛距離が出るため、少しのサイドスピン量、

フレ角(左右の打ち出し角)のブレが、大きな曲がりになる為です。


なので、シャフトも短めで方向性を重視したセッティングに

しているということです。


逆に、日本の女子プロゴルファーなどは飛距離が出ませんから

欧米の男子プロよりと比較して、飛距離重視のスイングをしています。


やや少なめのロフト角で、軽いアッパー軌道で打つ、というスイングです。


バックスピン量が減少し、打ち出し角度が高めになり、

ボール初速も速くなりますから、飛距離的に有利です。


方向性的には、欧米の男子プロの方が有利なスイングをしていますが

日本の女子プロは飛距離が男子プロほどでませんから(当然ですが)

飛距離を優先した打ち方にして、多少のサイドスピン量、

フレ角のブレが出ても、大きな曲になりません。


まずは、そういった事情でシャフトと短くしているということを

理解しておいて下さい。


では、シャフトを長くする、短くすると、どのような変化が出るのか、

簡単に説明します。


■シャフトを長くする

・ヘッドスピードが上がる

・振り遅れやすくなる

・スイングプレーンが横振りになる

・バックスピン量が増加する(同じヘッドを使用した場合)


■シャフトを短くする

・ヘッドスピードが下がる

・振り遅れにくくなる

・スイングプレーンが縦になる

・バックスピン量が減少する(同じヘッドを使用した場合)


簡単に説明すると、このような変化が表れます。


なので、目的に合わせて、シャフトの長さを調整する、

という方法が、もっとも良いです。


また、ヘッドスピード38m/sだと

良い当て方をすれば210ヤードくらいの飛距離が出ます。


この飛距離の場合、多少のフレ角、サイドスピン量では

方向性に大きな影響を与えないので、

短いシャフトで方向性を優先するよりは

飛距離を優先したほうがメリットが大きいことが多いです。

(日本の女子プロのように)


個人的な考えに基づく目的もあるでしょうから一概にそうは言えませんが、

プロはそのほうがメリットが大きいと感じていることが分かります。


また、ロフト角に関しては現状の打ち出し角度やバックスピン量、

目指すスイング(ややダウンブローで方向性重視か、

アッパーブローで飛距離重視か)

によりますから、体格、ヘッドスピードなどからは

簡単に決められるものではありません。


(そのサイトはボールを打っていもいないのになぜ推奨ロフトが出てくるのが不思議です)


そういうわけで、


「自分より身長の高い欧米のプロが短いシャフトを使っているから

自分も短いシャフトを使おう」


と考える必要は無いということです。


身長や手の長さでシャフト長を考えるのではなく、

目指すスイングの形や目的から選択して下さい。


身長160cm前後でも、46インチのドライバーを

上手に打つプロは沢山います。


ただし、重量はある程度の目安を出すことはできます。


45インチ(ヒールエンド法)で300g程度の重量の

クラブが好ましいです。


0.5インチ変わる度に、6g増減してください。

(長くなるほど軽くする)


良いドライバーに巡り会えるといいですね。


 


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