倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2008年11月10日

飛ぶアイアンのご相談です。


【質問】
「倉木先生、いつもお世話になり有難うございます。


歳の為、最近アイアンの飛距離が落ち

ミドルホールでパーオンがほとんどできません。


ドライバーは、220〜240ぐらいです。


距離がでるアイアンが必要と思い下

記のものを検討していますがどうでしょうか。


現在使用しているもので因みに5番アイアンで160〜165ヤードです。


検討しているのは、カタナ スナイパーシリーズ#3〜Sで

ウッドとアイアンを兼ねているようなものです。


何か、アドバイスがありましたらお願いします。」
 
 

 
【回答】 

飛距離が欲しいと言う事であれば、

良い選択だと思います。


最近は飛ぶアイアンが非常に多いのですが、

(単純に、ロフトが立っているだけですが)

このモデルはその多くのモデルと比較しても

非常に良いです。

 
何がいいかと言うと、


・ロフト角に対してシャフトの長さが適正であると言う事

・中空構造の為、芯が大きくボールが上がり易いこと
 
 (厳密には中空構造だから上がり易いわけでは有りませんが) 
 

と言う事です。


最近の「飛ぶアイアン」は、基本的にロフトが立っているだけで、

そのロフトに見合ったシャフトの長さが確保されていません。


シャフトが短くなると、

バックスピン量が少なくなってしまい、

ボールが上がらないうえにグリーンで止まらなくなってしまうのです。


ただ飛べばいい、と言う発想ですね。


低重心、深重心、いろいろなことを唱っても、

結局打ち出し角度を見ると7番で5番の打ち出し角度になっているだけで

弾道が低くなっているために飛距離が伸びている、

と言うのがオチです。


とはいえ、それでも人より少ない番手で打てる優越感を求めて

多くのゴルファーはそう言ったモデルを購入するので

メーカーも売れれば作る、と言う考えですからまあ作るわけです。


しかし、現在検討されているモデルに関しては

この長さが確保されているので良いと思いますよ。


最適な、バックスピン量が得られることだと思います。


結局は、従来の5番に「7」と言う刻印を打ってだけ、

と言ってしまえばそれまでですが

それでもその他大勢の「飛ぶアイアン」と比較すれば

非常に良いつくりだと思います。


最近のトレンドは


「軽くて振り易く、ロフトが立ってて飛ぶ」


ですね…


番手毎に、明確なロフト角の基準と

その計測方法を統一した方が良いと思うのは

私だけでしょうか。


是非、参考にして頂ければと思います。