倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2018年10月26日

ドライバー長尺化に関するご相談です

【読者様からの質問】
「いつも的確なアドバイスありがとうございます。

今回はドライバーの長尺化について質問させて下さい。
現在TS3の9.5度(D4若しくはA4ポジションで使用)にレジオフォーミュラB65Sを45インチで使用中です。
体重移動多めで、ほぼレベルにインパクトしていると思います。
現在、レッドアイでHS42〜44程度です。
スピン量2100〜2300、ほぼストレート弾道で、右に軽いプッシュがたまに出ます。
今のセッティングに不満は無いのですが、長尺化による飛距離アップに興味があり、TS3ヘッドを使っての長尺化が可能なのか、その場合のシャフトは何が適切なのかアドバイス頂きたくメールしました。
しなりを感じてタイミングが取りやすいシャフトでないと、手が動いて引っ掛けなどのミスが出やすいです。
長文でしたが、宜しくお願いします。」



【倉木真二の回答】
タイトリストのスリーブは調整要素が多く優れているので長尺化に向いています。
さらにウエイト交換によってヘッド重量の変更もできますので、この点においても長尺化に向いています。
長尺化すると

・ヘッドスピードアップ
・クラブヘッド入射角がアッパー軌道寄り
・インパクト時のライ角がフラット寄り

へと変化します。

これにより

・打ち出し角度が高くなる
・バックスピン量が増える
・ボール初速が上がる

という弾道の変化が生じます。

現状バックスピン量が少なめなので長尺化によって飛距離アップする可能性が高いです。
シャフトに関しては基本的に長尺で使用する場合相対的な曲げ剛性が上昇しますので現状よりもカット前の曲げ剛性が低いものを選択するとスムーズに移行できます。
例として現状よりも1インチ長くするのであればディアマナBF50Sが無難です。
ただし、手元の剛性が低めのシャフトは長尺化に向いていません。
レジオフォーミュラは手元の剛性が低いのであまり長尺化向きではありません。
出来るだけ違和感少なく移行したいのであればディアマナBF50Sが良いと考えます。
ディアマナBFの方がレジオフォーミュラBよりも手元の剛性が高くなっています。
先端の剛性が高いのは両方とも同じです。
ディアマナBFの方が手元の剛性が高くなる分、振り遅れによるプッシュアウト防止も期待できます。
現状のバックスピン量やスイングタイプを考慮すると、振り遅れが原因と考えられますのでレジオフォーミュラBよりも手元の硬いシャフトにした方が良い結果になると想像します。

長尺化した場合、ヘッドのライ角やロフト角を調節し、様々なテストを行ってセッティングを決めた後は1〜2ヶ月程度、一定期間、理由がない限りセッティングはいじらない方が良いです。
セッティングをいじりすぎると、スイングの調節とクラブの調整が絡み合いすぎて複雑になり、混乱します。
クラブ自体が間違っているということは今回のセッティングでは殆ど起こらないと思いますので、スイング調節をメインにして長尺化に挑戦してみると良いと思います。