倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2018年06月27日

リシャフトのご相談です

【読者様からの質問】
「倉木様

初めまして。いつもブログを拝見させて頂き勉強させて頂いております。
また「奇跡のゴルフスイング上達法」を購入させていただきこちらでも 勉強させて頂いております。

3Wのシャフトセッティングについての質問・相談です。

現在のセッティング

1W テーラーメイドM1(2017)460 USモデル9.5° ウェイトポジション 前フェード 後ハイ  フジクラプロツアースペック63X 44.625インチ D5.5 324g 286cpm チップカットなし

3W テーラーメイドM2(2017) USモデル15° ディアマナBF 70X 43インチ D3.5 337g 287cpm 0.75インチチップカット

2UT  PING G25ハイブリッド 17°ディアマナサンプアイアン用105X  D3 390g

4I テーラーメイドM3アイアン モーダス125X 標準レングス D3

5I〜PW(1°ストロングロフト) スリクソンZ765  モーダス125X  標準レングス D3

ウェッジ 48°(49°)52°(53°)58° (実測ロフト) クリーブランド RTXプレシジョンフォージド2.0  モーダス125X

ハンディキャップ8  身長183センチ 体重76キロ 持ち球ドロー・フック
H/S 51前後 1W平均キャリー260〜280ヤード(打ち出しの高さでばらつきます) 7I キャリー175〜180ヤード。

基本的に全てのショットで打ち出し高めスピン量やや多めです。ドライバーはストレートにでて少し左に来るボールが多くミスはダッグフックが多いです。右プッシュもホールロケーションによってはたまにあります。

ドライバーを含めUTもアイアンも今のものに変えたらタイミングが取りやすくスピンも減って気に入って使っているのですが、フェアウェイウッドだけがしっくりきません。ティーショットでティーアップしなくてもスピンの多いハイボールになります。もう少し弾道を抑えてコントロールの効いたボールが打ちたいと思っております。もっとダウンブローに打てばいいのかもしれませんが、あまり極端にスイングのイメージを変えたくありません。シャフトを変えればいいのか、また変えるとしたらどういったシャフトにすれば良いのか、それともヘッドをM3やM1などのつかまりにくいヘッドにすればいいのか、悩んでおります。


よろしくお願いいたします。」



【倉木真二の回答】
考えられた良いセッティングだと思います。
3Wに関しては、スイングをあまり変化させることなく弾道を抑えたいのであれば、ロフト角を少なくすることが効果的です。
M1、M3フェアウェイウッドの15度を購入し、スリーブ調節でロフト角を2度立てる対策が最も効果的と考えます。
ロフト角が減少する事は確実な変化をもたらします。

リシャフトで弾道を抑えることも可能です。
ただ、1W、フェアウェイウッド、ユーティリティー、アイアン、ウェッジまで、良いフローができています。
基本的に、手元と先端が硬めのセッティングでフローしています。
3WのディアマナBF70Xは、打ち出し角度は少し高めになりますが、バックスピン量は減らしてくれる剛性になっているので、バックスピン量を抑えると言う意味で、悪い選択ではありません。
そういった理由から、3Wのシャフトは今のままでも悪くないと考えます。

ヘッドのロフト角を13度にしても吹き上がるようであれば、スイングの調節(インパクト時のロフト角を今よりも少なくする)が必要です。
例えばディアマナW80XなどにすればディアマナBF70Xよりも弾道は低くなりますが、スイング時のフィーリングが変わりますので、少し強引なセッティングになります。
線引きとしては、ロフト角13度くらいにしても弾道が吹けるのであれば、あとはスイングの調節が必要、と考えたほうが上達があると思います。

個人的な考えを言えば、理想としては今のセッティングのまま、弾道を抑えられるようになることです。
男子ツアープロの平均ドライバーヘッドスピードは50〜51m/s、3Wの打ち出し角度は9.0〜9.5度、バックスピン量は3500rpm〜3700rpm程度です。
ヘッドスピードの速いゴルファーの場合吹き上がりやすいので特にインパクト時のロフト角(ダイナミックロフト)を減らす技術が必要になります。
インパクト時のロフト角を減らしつつ、クラブヘッド入射角(アタックアングル)を鋭角にする打ち方です。
ツアープロの3番ウッド平均クラブヘッド入射角は3.0〜2.8度のダウンブロー、弾道の高度は30ヤードです。
数値を見てもピンと来ないと思いますが、これは、想像以上にダウンブローになっています。
ちなみに女子プロは約1度ダウンブローなので一般的なヘッドスピードのゴルファーはこのくらいが目安です。
ヘッドスピードの速いゴルファーほど、基本的に弾道を抑える技術が要求されます。
(ヘッドスピードが速いのにバックスピン量不足の場合はインパクト時のロフト角だけ立ち過ぎていてクラブヘッド入射角が鈍角になってしまっています)

質問者様はロングアイアンまで高弾道を打てる技術は既に修得できていると感じますので、そこから先はツアープロのように番手別に弾道を抑え、全番手、弾道の高さを揃えられるようになる(ツアープロの平均データは全番手約30ヤードで揃っている)事を目指すことが、より上のステージへスイングをレベルアップさせるポイントになると感じます。