倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2018年05月24日

シャフト選びのご相談です

【読者様からの質問】
「倉木様

お世話になります。いつも楽しく拝見いたしております。
ウッドシャフト選びについて相談差し上げたく、よろしくお願いいたします。

ウッドのインパクトのブレに悩んでいます。
ドライバー(MP Type-1)には、Diamana BF 70SとTourAD TP-6Sの2本を使っています。前者はミズノのフィッティングで進められ、スイング軌道は安定しますが、疲れてきたところで力んで振ったりするとチーピンが出ます。後者は、タイミングが合えば飛びますが、フックが強く出て、タイミングを外すと超高弾道の軽いスライスが出ます。(当方は、基本的にフッカーです)

<質問>
@昔から青マナ系が好きなので、ドライバーはBFで行きたいのですが、60Sと60Xのどっちが良いでしょう。
Aドライバーのシャフト選択を踏まえ、フェアウェイウッドにおすすめのシャフトはございますでしょうか。そのままBFにするか、TourAD Fを入れるか、漠然と考えています。3Wには60グラム台、5Wには70グラム台(それぞれドライバーとフレックスを合わせる?)を閑雅ています。
BHYをリシャフト前提で購入したのですが、クラブの流れを考えておすすめのシャフトはございますでしょうか。Tour AD DI Hybrid 95Sあたりを考えております。

<当方スペック>
HS:47-48、HC:8、持ち球:ドロー系
1W:Mizuno MP Type-1(or Type-2)、Diamana BF 70S(or TourAD TP-6S)、9.5度、45.5インチ
3W:Mizuno MP FW 2014、TourAD TP-6S、15度、43インチ
5W:Mizuno MP FW 2014、TourAD TP-6S、17度、42.5インチ(シャフト手元に5グラムの鉛)
HY:Srixon U65、N.S.PRO 980GH DST、20度、39.25インチ
4-6:Mizuno MP-55、DG 200S
7-PW:Mizuno MP-15、DG 200S
AW・SW:Cleaveland 588 RTX 2.0 プレシジョン、DG S200

長文・散文失礼いたしました。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いします。」



【倉木真二の回答】
・1について
フィッティングでディアマナBFをすすめられたのであれば、タメがやや強めでインサイドアウト軌道の傾向があり、インパクト前後では自分でボールをつかまえることができるスイングタイプなのだと推測します。
TPは手元と先端の硬さの差が少なめで、先端が相対的に硬いシャフトになっており、インサイドアウト系のスイングの場合、少し振り遅れやすくなります。
さらに先端が硬いので、タメの強いゴルファーが使うと低めのフェード系弾道になりやすい傾向にあります。
それを嫌って強引にフェースをかぶせると、ロフト角が立ちすぎたインパクトになり、曲がりの強いフックが出たりもします。
基本的に、青マナ系が合っているスイングをしているのではと感じます。

ディアマナBF60にする場合、Sにするか、Xにするか、については、非常に微妙な所です。
MPタイプ1はスリーブまで含めるとネックが長めです。
この場合、シャフトの挿入長を浅くするとシャフトのカット長が多めになります。(シャフトのみの長さが短めになる)
同じクラブ長の場合、シャフトのみの長さが短い方が、クラブの長さに対するシャフトの剛性が低くなります。
長さを45.5インチに仕上げるということですが、この長さの定義が60度の45.5インチであれば、特に長くはありません。
ですが、ミズノの計測方法(ヒールエンド法)で45.5インチとなると、60度法で46.0インチ程度になりますので、長めになります。
また、スリーブ内の深さはやや深めになりますので、どこまでシャフトを挿入するか、でシャフトのカット長も変化します。
おそらく、ミズノの長さ計測方法で45.5インチに仕上げていると思いますので、シャフトのカット長は短めになり、剛性があまり下がらない(特に手元)仕上げになっていると考えます。

スイングタイプ的には手元と先端の剛性の差が少し大きめの方が合っていると推測します。
これらを考慮すると、60Sで良いように思います。
Xでクラブ長を短めにし、シャフトの挿入長を30mmと短めにし、チップカット無しで仕上げればXでも手元の剛性が大きめに下がりますから、Xでも良いと考えます。
しかし、今回はおそらく仕上げのクラブ長が長めになっていること、スイングのタイプを考慮すると60Sの方が妥当であると考えます。

・2について
基本的なおすすめはディアマナBF70のSフレックスです。
3Wを0.5インチ〜1.0チップカット 、5Wを1.0〜1.5インチチップカット程度にすると、ドライバーとの流れが良くなります。
ツアーAD Fは少し先端が軟らかくつかまりが良いのでBFよりも左に行きやすくなります。

・3について
DIハイブリッドは手元が硬く中間が軟らかめ、先端が硬めのシャフトです。
ディアマナBFよりも手元が硬め、先端が硬めの剛性に仕上がっていますので、基本的な相性は悪くありません。
弾道としてはディアマナBFと同等、打ち出し角度が高め、バックスピン量が少し少なめの弾道が出やすくなっています。
ディアマナBFよりも中間がしなるフィーリングになっていますが、大きな違和感がありません。