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2017年12月27日

シャフトの製品誤差の影響をどう考えるべきか

【読者様からの質問】
「倉木 様


御世話になります。

アイアンシャフトをいろいろと試打していて、プロジェクトXの5.0がとてもいい感じに感じられました。パリッとした感触で軽く感じて振りやすい、という印象でした。
リシャフトしてみようかなと思うのですが、プロジェクトXはダイナミックゴールド同様にトゥルーテンパー社の製品であり、製品誤差がどうなのか?という点が気になります。
というのは、ネットではダイナミックゴールドの重量誤差が大きいだの曲がってるだのと散々な書かれよう(ツアーイシューがあるのですからそれなりに事実なのでしょうが...)ですがプロジェクトXではどうなのか?と思いまして相談させていただく次第です。

@プロジェクトXはダイナミックゴールドに比べ高価ですが、ツアーイシューのように製品誤差が少ないのでしょうか。知見があれば御教示いただきたく(誤差が少ないのであればプロジェクトXで悩む必要はないのですが)。
A誤差が少ないと言われている日本シャフト社のMODUS130が剛性分布的に似ていると思われるのですが、MODUS130でプロジェクトXの5.0に近いフィーリングを出すことは可能でしょうか

あまり細かいところを気にし始めるとキリがないというのは承知しておりますが、自分なりに納得の1本を探し求めるのもゴルフの楽しみと感じております。よろしく御教示お願いいたします。」



【倉木真二の回答】
・1について
プロジェクトXが高価なのはステップの製法ではない事が1番の理由とされています。
製造方法を知ると分かりますがステップは製造コストを下げてくれます。
ステップではない構造にするメリットはシャフトの形状から影響を受けるシャフト剛性の製造品質を高くできる点にあります。
重量の誤差はダイナミックゴールドと同等です。
トゥルーテンパー社のシャフトは日本シャフトよりも重量誤差が大きめなのはその通りです。

・2について
モーダス130ではプロジェクトX5.0のフィーリングは出ません。
プロジェクトXは先端に剛性を安定させるゾーンがあるのでつかまりよりもコントロール性を重視していますがモーダス130は先端まで一気に剛性を落としてつかまりとボールを点で捉えるフィーリングを重視しています。
プロジェクトXにしたいけどネットでよく見られるようなシャフトの曲がりや誤差を気にしているのだと思いますがよく言われるシャフトの曲がりや剛性、重量の誤差は市販されている製品の状態であれば影響は無いと言っても良いです。
これに関しては様々な計算式を用いて有意かどうか明らかにしました。
例えばカット後のシャフト全体の重量誤差が2gあったとしても、これはクラブ長の誤差が1mmあることよりも影響は少ないです。
曲がり、精度等は気にする事なく気に入ったプロジェクトXを組めば良いと思います。


 



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