倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2017年09月22日

クラブヘッドのリリースやダウンのタメに関するご相談です

【読者様からの質問】
「倉木様

いつも拝見し参考にさせて頂いております
先日プロのレッスンを受けました
プロ曰く。ダウンスイングで右脇が締まり過ぎて
リリースが遅くハンドファーストが強い為、ハーフ
トップに当たっている。とのことです。
右足より更に右で打つ感覚でちょうどいい。
と指摘されました。
このようなことは倉木様はどう思われますか?
またどのような練習が有効でしょうか?
よろしくお願いします。」



【倉木真二の回答】
ハンドファーストが強すぎるから右足の右で打つようにしなさい、という指導は合理的でとても良いと思います。
実際にハンドファーストがきつすぎるかどうかはサイエンスアイなどの計測器の高速カメラと弾道データ(打ち出し角度とバックスピン量)を確認すれば明らかになりますが、おそらくそのレッスンプロの方が言っていることは正しいと感じます。
簡潔に要点を述べられるのは優れた指導者の特徴だと思います。
現状はハンドファーストがきつすぎることが問題だからリリースを早める練習に集中すると良いと思います。
私もまず最も大きな問題をメインに解決することを重視しします。
(と同時にどんなスイングにしていきたいかの相談やアドバイスもします)

単調でつまらない練習に感じるかもしれませんが集中的な取り組みをしないと改善しない問題です。
しかし改善の結果が出てくるととても楽しく、成長を感じられて嬉しくなるはずです。

スイングは何事もバランスです。
リリースを早めたらタメが弱くなってしまうのでは無いか、と思うかもしれません。
それはそうなのですが、振り遅れているのであればまず振り遅れを改善することに集中するのは正しいと思います。

多くのアマチュアゴルファーは、最初はタメが弱くヘッドファーストのインパクトからゴルフが始まります。
次第に少しタメができるようになってハンドファーストで打てるようになります。
するともっとタメを作りたい、と考えたり、または無意識にタメが強くなりすぎてハンドファーストになりすぎてしまいます。
そうなったらリリースを早めてタメを弱めた方が良いです。
その次の段階としてタメを作りつつもリリースを間に合わせるという最も高度でプロに共通する動作をマスターするのが良い順序であると考えています。
多くのアマチュアゴルファーの場合はタメを作る時にダウンで腕を意図的に絞ってしまうので無駄な力が入り、それが原因でリリースが間に合わなくなります。
プロのタメとリリースは驚くほど腕が脱力している上に下半身の壁の作り方の力の使い方(方向)がアベレージゴルファーの動作とは違うので強烈なタメを作ってもそこからリリースが間に合います。
だからと言ってアマチュアゴルファーに修得は無理ということではありませんが、相当なレベルに到達しないと実現しないことは間違いありません。
なのでいきなりそれを目標にしてしまうのは直近の目標としては遠すぎますので、まずはリリースを早めるようにしてハンドファーストを防止するのが有効であると考えます。