倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2017年08月18日

スイングとクラブ選びのご相談です

【読者様からの質問】
「いつも参考になるブログをありがとうございます。

スイングに関して
自身のスイング動画(飛球線後方)を見まして特に気になるのが、アドレス時の臀部位置が、トップ時には3センチ程度前に動き、インパクト時にはトータル7センチ程度前に動いている状態になっています。頭の位置はほとんど不動ですが、インパクト時にはほんの少しアドレス時に比べて下がっています。それに伴ってか、インパクト時の懐が狭く見えます。

背面にキャディバックを置き、臀部を触れたままスイングする練習くらいしか思いつかないので行っていましたが、効果が得られていません。

発生原因がどこにあるのか分かりませんので、教えていただきたいです。

クラブに関して
現在アイアンのリシャフト、または買い換えを検討しています。
弾道が高いので低く抑えたいのですが、うまくコントロールができないので、現状よりもそういったコントロールし易く、ウッドとの流れも考慮したセッティングを知りたいです。現在アイアンはショップオリジナルヘッドにモーダス125X(1番手柔ずらし)です。ヘッドはハーフキャビティーです。

ウッド類使用シャフト
Dw:バシレウスβ 6X
3w:バシレウスβ 7S
5w:バシレウス スパーダ2 FW 75S

HS:48 (フライトスコープ)
ハンディキャップ:12
持ち玉はフック系です。
アイアンは強振時、強めのフック気味になります。

よろしくお願いします。」



【倉木真二の回答】
テークバックからインパクトにかけてお尻が前方に移動するのは手打ち気味であることが原因です。
手打ちとはトップからの切り返しにおいて手から始動する要素が強くやや縦振りが強い上にハンドファーストが弱い傾向になるスイングです。
弾道としては引っ掛けやフェードが多く打点はトー側に傾きがちです。
インパクト時の5番アイアン程度のライ角を計測し63度以上となっているようであればやや手打ち気味であると確信します。
ハンディキャップ12となれば完全な手打ち(アイアンショットにおいて手元よりもクラブヘッドが先行してしまう状態)とまではなっていないと感じますが手打ちの要素がやや強いと感じます。
このような状態になるとインパクト時に全身が伸び上がり気味となりますのでお尻が前方に移動します。
余談ですが反対に下半身リードが強すぎて腕があまり振れずインサイドアウト軌道がきつく横振り過ぎているゴルファーの場合はテークバックからインパクトにかけてお尻が後方に移動します。
根本的な対策としてはアウトサイドイン軌道、縦振り、手からの始動を弱め、下半身リード、ハンドファーストを強めてスイングプレーンを現状よりもフラットにする必要があります。
そのために有効な練習法はフォロースルーでもハンドファーストを維持したままドローボールを打つハーフスイングの練習が効果的です。

クラブ選びに関しては手元が軟らかいものが合っています。
手元の剛性を下げることで切り返しでシャフトがタメを作ってくれるので縦振りとやや早めのリリースを軽減してくれます。
ヘッドスピードなどを考慮すると王道ですがダイナミックゴールドS200あたりが妥当であると感じます。
ドライバーとの流れは特に問題ありません。
インパクト時のライ角がアップライトな場合、スイング的にはレジーロ2の方がスイングにマッチしている可能性があります。
どちらかと言えばレジーロ2の方がダイナミックゴールドと似た仕上がりになっています。
(流れを揃えることが必ずしも良いとは限りません。)

アイアンの引っ掛けはインサイドアウト軌道のドローではなくやや手打ち気味であることが原因のアウトサイドイン軌道であるとみて良いです。
このタイプのローハンデの方は軽いアウトサイドイン軌道、打点がトー、スイングプレーンがアップライト、フェースは少しクローズ、の傾向があります。