倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2015年10月31日

クラブ選びなどに関するご相談です

【質問】「先日は質問のご回答有り難う御座いました。

シャフトの特性、素人には判らない選定の難しさ、私のテニス経験からのスイングの傾向、全くその通りで、心酔しました。

フェアウェイウッドシャフトの件、アイアンライ角の件、早速対応してみました。

経済的にMD-7を購入するのは厳しいので、過去記事にて、グラファイトデザインのMDとYS-Q FWの特性が似ているとの事でしたので、YS-Q 65 FW に交換してみました。(Rシャフトですが…)
実はゴルフを始めた当初は知人に譲って頂いたクラブばかりで、その中のドライバーにはYS-Qシャフトが装着されており、ネットショップでいろいろと検索しておったところ、超破格値 (確か3千円位) で YS-Q 65 FW シャフトが販売されており、いつか使う事があるかと思い、購入し保管しておりました。

その頃、TVで芹澤プロが「今の時代、飛距離とスコアはお金で買える時代、自分に合うクラブをじっくりと探してみてください」と言っておるのを拝見しました。

仕事の帰りはゴルフショップ、中古ショップを回って毎日のように試打しておりました。
残念ながら、まともに当たる腕前では無く、正直、ちんぷんかんぷんでしたが、夢中に打った楽しかった思い出です。そんな調子で判らないからクラブを購入することは無く、もっぱらセール品のグローブやボールばかり購入していました。ショップのスタッフの皆さんは大迷惑だっただろうと、申し訳なく思っております。
ネットショップも毎日検索し、そんななか、このYS-Q FW を見つけ、衝動買いしていたのです。

ドライバーがSシャフト、チップカット0.25であるため、Rシャフトでは柔らかいかな?とも思ったのですが、USシャフトで硬めかな?と思い、市販スリーブで自作してみました。
チップカット0.5 42.5インチにて作成しました。
力まず打つと、程よい捕まりとなり、ドライバーと同じ軽くフェードで、飛距離も210〜220程で満足の行く仕上がりです。実戦では、FWはほとんど使う機会が無いのですが、不安の無いクラブになり安心しております。

アイアンのライ角はちょっと不明です。スイング傾向は倉木様のおっしゃる通りなのですが…

以前のピンのアイアンは、中古購入でしたが、ブルーコードで、標準よりひとつアップライトでした。ピンの、身長やら床から手首までの長さを入力するフィッティングでもブルーとなりますので、私はアップライト気味のスイングと思っておりました。
ショップでも視ていただき、ライ角は問題無いと診断されました。

上手く打てた時、私の現在の弾道の傾向は、ウッド系がフェード、ハイブリッドがほぼ真っ直ぐか若干のフェードかドロー、アイアンがドローから捕まりすぎのフックです。
片手シングルの知人からは「クラブが短くなるにつれ、捕まっていくのは当たり前だ、どちらに曲がるか判ってるんだから、目標を変えてアドレスして打てば良い 」と鼻で笑われます。
納得はしておるのですが、ここぞという時のアイアンの捕まり過ぎ、それを意識し過ぎのプッシュアウトに辟易しております。

新たに質問なのですが、お願い致します。

1:アイアンの重心距離について
以前のピンi20は38.8(もっ○ゃんのゴルフの真○より)となっておりましたが、現在のコブラ amp cell pro は不明なのですが、プロモデルということで、たぶん35位と短いのだと思います。重心距離が短くなったための捕まりすぎ、慣れの問題ということで、使い続けることによって改善していけるのでしょうか?

2:アイアンシャフトについて
購入した際にはモーダス120Sが装着されておりました。かなり動く感じがしましてタイミングもぼやけて感じ、一度のラウンドのみでしたが、左に大きくフックし、無理だなと早々と諦め、現在の k's tour lite にリシャフトしました。
島田ゴルフのシャフトは情報が少なく、試打する機会も無いですが、おおむねネットでの評判は好評です。
現在、私が感じる事は、反応が鋭すぎるかな?って感じです。モーダスは鈍く感じ、正反対の印象…

情報が少ないなか、アメブロのミ○ターMPさんの記事にこのような記述があります。

MP-64 #6 振動数
k's tour lite 335cpm
3001 105 S 320cpm
DG S200 330cpm
モーダス 120 S 313cpm

振動数の概念に詳しくは無いのですが、これが正しければ、ダイナミックゴールドより硬いということなのかな?と思います。

前回の質問のご回答では、k's tour lite はスイングにまずまず合っているということでした。
まずまずというのが気になってしまい、もっと適したシャフトがあるのかなと思ってしまいます。

私は自分の使う大切な愛器は出来ることはなるべく自分でやりたいと思い、初心の頃からグリップ交換も自分でやりました。失敗してカッターで指をざっくりと切ったこともあります。嫁に叱られながら深夜の救急に行き7針縫いました。練習場に大量の鉛を持ち込みドライバーやアイアンを調整したり、リシャフトも今はカチャカチャの可変スリーブしか出来ませんが、これから続く長いゴルフ人生の中でいろいろ道具を揃え、いつかは自分でと思っております。ロフトやらライ角やらも…これは難しいかな?

出来れば、現在のアイアンを使い込んで自分の手の内に修めて行きたいと思います。私のクラブは型落ちの中古購入品が多く数少ない新品購入アイアンで愛着があります。
その反面、もし、合わないとしたら、合わないクラブに慣れ親しんでしまうのが不安です。

ドライバー 910D2 10.5 MD-6
ハイブリッド アダムス 22゜V4 NS950

現行のベストな2本、このセッティングの流れに合いそうなアイアン…
ドライバーの重心距離が長いので、アイアンも長いほうが良いのかな?と…
ハイブリッドがNS950で合っているなら、アイアンもNS950かな?と…でも軽すぎないかな?と…ネットショップで中古のタイトリスト AP2 710 ライフル5.5を見つけ、これかな…とか、、、悶々と模索中です。

長文、乱文、とりとめの無い関係の無いこともダラダラと書いてしまいました。
大変な失礼、お許しください。
毎日こちらのブログを眺め参考にさせて頂いておりますので、身近な、何か友達に対するような文章になってしまいました。
申し訳御座いません。

どうぞ宜しくお願い致します。」



【回答】
・1について
コブラAMP CELL PROアイアンの重心距離は5番で35mm程度です。
重心距離に加え、慣性モーメントも小さくなりましたので、つかまりが良くなります。
インサイドアウト軌道のスイングはフェースをターンさせる力が加わりやすいスイングなので(テニスのドライブのような動きになるからですね)重心距離の変化に敏感になります。
アウトサイドインの場合はそれほど重心距離の変化に敏感になりません。
慣性モーメントが小さくなると、さらにターンさせやすくなります。
厳密には、ターンをさせ始める初期の反応が良くなります。
このクラブの変化は、慣れで対応できます。
マッスルバックは鋭いフェースターンをするスイングとの相性が良いです。
鋭いフェースターンをするスイングとは、ダウンスイングでためを作るスイングです。
ダウンスイングからのスイングアークの小さいスイングとも言えます。

・2について
振動数は、簡単に言うと

「エンド部分を固定して先端を弾いた時、一分間に何回振れるか」

という数値です。
基本的に、硬いシャフトほど「ビーン」という感じで振れる回数が多くなり、軟らかいシャフトほど「ドローン」という感じで振れる回数が少なくなります。
その他の要素として、シャフトの剛性が影響します。
手元の部分の硬さ、中間の硬さ、先端の硬さのバランスにより、振動数は変わります。
K's ツアーライトは手元と中間が硬く、先端が相対的に柔らかくなので、先端が「ビーン」と振動します。
一方、ダイナミックゴールドやMODUS TOUR120は相対的に手元が軟らかいので、「ドローン」としなる傾向になります。
結果、振動数だけを見ればDGやMODUSの方が軟らかいですが、剛性で考えると、そこまで極端な差はありません。
また、誤解されがちですが、硬いシャフトほどハードで難しくボールが上がらない、というわけではありません。
K'sツアーライトの方が手元と中間の剛性は高いのですが、ボールはつかまりやすく、上がりやすいです。

ドライバーとアイアンの重心距離は、現在は、あまり考えなくても良いです。
ドライバーとアイアンのスイングを変える度合いを大きくする、という方法で対応した方が、メリットが大きくなります。

K'sツアーライトがまずまずあっていると言ったのは、実際、スイングを見ていないので、完全に合っている、と言い切れない、という程度のことです。
NS PRO950GHが良い調子であれば、ライフル5.5は良いかもしれません。
NS PRO950GHは少し剛性が低めでしなり感があります。
K'sツアーライトよりもライフルの方が少ししなり感があるので、フィーリングが似てくる為です。

ご自身でリシャフト加工をするなんて、とてもすごいこだわりようですね。
今の時代は、インターネットで勉強するゴルファーが増え、ちょっとしたクラフトマンでは、知識で負けてしまうほどです。
ただ、ライ角、ロフト角調整だけは、高価な機材と腕が必要な加工なので、良いショップに依頼すると良いかなと感じます。
ライ角、ロフト角は、シャフトの側面ではなく、中心軸線を基準として調整することが正しいのですが、それを実現する機材は、個人で用意するのは出費が大きいかなと感じます。(数十万円もする機材です)

とてもこだわりがあり、良いと思います。
これからも、加工も含め、いろいろと楽しんで欲しいと思います。