倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2015年03月29日

プッシュアウト、フェードに関するご相談です

【質問】
「倉木様

 はじめてお便りさせて頂きます。

先のメールで倉木様が強調された、いわゆる切り返し時の「タメ」についてですが、早速 今朝 早朝練習に行き試して見ました。

いきなりなので どうしても連動した動きとはいえない様なスイングでしたが、
結果から申し上げると思った以上に効果はありました! 

私が行った方法は頭をいつもよりも意識的に固定させる感じで、
下半身の始動を合図に右脇を閉める動作を取り入れ
(その時点でクラブは4分の1位下りてるきてる様な?) 
そこで一旦止まる?(厳密には止まっては無いと思います。)
そこまでが、明らかに以前は私が行っていない動作で、
そこから第二段階の様な感じで従来 私が行っている左手1本で振りぬく感じで振り抜きました。

これが倉木様の教えの通りかどうかは定かではないのですが、
体感できた一番の感想は振る前にイメージした感じでは、
どうしても途中で一旦止まるような感じで反動を失う様な(スリークウォター気味?)気がしてたのですが、
実際 振って見ると イメージとは間逆でスイングアークがすごく大きくなった気がしました。

8Iを主に試したのですが、飛距離は明らかに10y以上は伸びてましたし、
ナイスショット時の打感が今までより良かった気がしました。

ここまでが良かったところです。

悪かったところはミスショットが強烈に右に出る事と平均して右に出る球が多かった事です。

もし今後 この練習を繰返す事で「タメ」のきいたスイングと飛距離が身につくとしたら私としては願ったり叶ったりです。

以前から私はプロゴルファーのスイングの連続写真と自身の写真を見比べた時、
トップとフィニッシュの形は結構似ている様な気はするのですが、

最大の違いは腕が平行になるところまで降りてきてもまだクラブのヘッドは頭のあたりにあるあの「タメ」!(ガルシアとか強烈ですよね!)それをいくら真似ようとしても真似できませんでした。

私は倉木様の話しを聞くまでは、
あのタメは鋭い切り返しにより生まれるものと勘違いしてました、
そしていつも切り返しを鋭くさせようと意識しすぎては振り遅れたり、
はたまた いわゆる打ちにいってチーピンだったりと、
いつしかスイングにおける「タメ」というものを完全にあきらめてました。

余談になりますが 私は身長が184cm 体重が100kgあります。立派なメタボです(笑)。

持ち球は良い時はドローです。(典型的なフッカーです。)

参考までにドライバーの飛距離はナイスショットで250y位ですが、
以前は ウッドで平均+20y〜30y アイアンでも+20yは飛んでました。

ココ最近 めっきり飛距離も落ち、かといって正確性が増した訳でも無く 完全に伸び悩んでいます。

が しかし今日の練習はいつに無く手応えがありました! 

実は途中で腰痛を起して8Iしか試せてないのですが、
私はもともと腰痛持ちでも無く 恐らく私の体感として良い意味でいつもと違う筋肉を使ったせいだと思います。

多分いつもよりも大きく体が使えた気がします。


球は右には行けど持病の打ち急ぎが無くなり左には一発も飛ばず、
(まあ8鉄やしね!)今後は、これを期に持ち球をフェードボールに変えたいとも思ってます。

倉木様 話しが無駄に長くなり申し訳ありませんでした。

とりあえず今回、プッシュアウトの防止法と簡単なフェードボールの打ち方を教えて頂けませんか。 

宜しくお願いします。   」



【回答】
成果が出たとのことで、何よりです。
うれしい報告をありがとうございます。
タメを意識するようになると、ボールは右に出やすくなります。
これは、コックの解放が遅れる為です。
タメにより、ヘッド先行(インパクトで手元よりクラブヘッドが先行してしまう)状態は防止できるのですが、逆に振り遅れ(インパクトでクラブヘッドより手元が先行してしまう)は発生しやすくなります。
これは、タイミングをつかむまでは安定しません。
ですが、振り遅れにくくするコツはあります。
それは、手首を柔らかく使うことです。
手首に力を入れないことです。
そうすることで、タメた状態からでもリリース(コックの解放)が間にあうようになります。
クラブヘッドが間に合えば、右に出ることはありません。
この点に注意して、タメを作ってみてください。
また、フェードを持ち玉にしたいということですが、フェードを打つには、タメを「適度に」弱める必要があります。
タメが強くなるほど、インサイドアウト軌道になります。
タメが弱くなるほど、アウトサイドイン軌道になります。
強すぎるとプッシュアウトや低弾道フック、弱すぎると手打ちの引っ掛けかスライスになります。
やや強いとドロー、やや弱いとフェード、になります。
この関係を理解して、丁度よいタイミングを体に覚え込ませることです。
要は、リリースのタイミングで、スイング軌道の多くは決まると思って下さい。
軽いアウトサイドイン軌道になるリリースのタイミングをマスターすることが、安定したフェードを打つコツです。