ヘッドスピードを上げずに
1時間の練習でドライバー飛距離を
28ヤードアップさせた方法











2014年12月31日

クラブ選びのご相談です

【質問】
「ブログをいつも拝見させていただいております。

 質問に答えていただけるとブログに記載されていましたので、厚かましいとは思いますが、今本当に
すごく悩んでいるので、この機会に質問させていただきます。

 当方は、身長181cm、体重90キロ、ドライバーのヘッドスピードは48から49くらいであり、
練習は毎週1回から2回、月1回から2回ラウンドをしています。ここ7回の平均スコア91程度と、
ゴルフを始めて3年目になる初心者に毛が生えた程度の者です。

3年前にゴルフを始めたころは全くクラブについて知識がなかったため、軽い方がいいいだろうと中
古ショップで格安だったゼクシオフォージドのカーボンシャフトが挿してあっのアイアンを購入して何
度か使用しましたが、友人からシャフトが軽すぎるから距離がばらつくのだと指摘を受け、シャフトを
NS950にリシャフトしました。しかし、それでもまだばらつくので、友人からDGS200にするよう
にと強く勧められ、中古ショップに行って相談したところ、使い易いと勧められたキャラウェイXツア
ーのDGS200が挿してあるアイアンを購入しました。その後、距離もまとまり、それに従ってスコアも
伸び、毎回100半ばで回れるようになったのですが、そろそろ新品のアイアンを購入したいと思い、
友人に進められてピンでフィッティングを受け、G25アイアンを購入しました。その際、身長等を測定
された後、手打ちを指摘され、下半身始動の打ち方の指導を受け、その後ライ角を測定機で測定しても
らいました。その結果、通常5番で60.75度のものを、3.75度アップライト、6番以下は順次
0.75度ずつアップライトにしたものを購入し、今に至っています。

G25に変えて何度か練習をした後ラウンドしましたが、打ち方が変わったこともあり、まだばらつき
はあるもののスライスやフックが出る回数が減り、ストレートの球が出るようになりました。しかし、
練習場では距離は出るのですが、ラウンドでは、ストロングロフト(5番で26度、7番で32度)の
割に距離が思ったほど伸びません(5番で180、7番で150)。

 G25は気に入っているのですが、アイアンのことを色々と調べるにつれ、是非ミズノのアイアンを一
度は使ってみたいという欲求が高まってきました。
この間のラウンドで念願だった90を切り87で回れたので、この機会にミズノのアイアンを新調し
てみようと決意しました。

 そこでお聞きしたいのですが、倉木様のブログの読者諸兄から寄せられたライ角に対する質問に対し
て倉木様は、ライ角を4度アップライトにするのは縦振りになっているからであり、適正な打ち方を身
に付ければ4度もアップライトにはならないはずだ、とお答えになられているのを読み(確かその方は
身長が170cmと記載されていました。)、このままゴル○5で4度アップライトのアイアンを注文し
て本当に良いのか、そもそも私の今の打ち方が間違っているので4度(以上)のアップライトが合って
しまっているのではないかと悩みだし、答えがでないままミズノのアイアンを手にできない状況が続い
ています。
また、ピンのCFSのシャフトもフィッティングの結果0.25インチ長くしてもらいましたが、長さ
によっても打ち方が変わるとのご指摘を読み、それも迷っています。
さらに、シャフトもDGS200でも重くは感じていなかったのですが、今のCFSのシャフトは、フ
レックスはXで、重量はDGS200より若干軽く、中調子なので、ミズノのアイアンを購入した場合、D
GS200が良いのか、それより若干軽いモーダス125(S)が合っているのかも迷っているとろこです(
何度かゴル○5で打ち比べてみましたが、DGの方が手に気持ちよく感触が残りますが、距離はモーダス
125の方が伸びていました。)。

 長々となってしまい申し訳ありませんが、もし時間が許すようであれば、御回答をいただければと思
います。

よろしくお願いいたします。



【回答】
アイアンヘッドのことからお話すると、G25からの変更は、慎重に行ったほうが良いです。
というのは、G25は重心距離がとても長いアイアンだからです。
重心距離とは、シャフト中心軸線から90度に引いた線のフェース面上の重心点までの距離のことです。
重心距離が長いヘッドは、ヘッドが返りにくく、短いものは返りやすくなります。
一般的に重心距離は36mm程度が普通です。
G25は45mm程度あり、非常に長いです。
ミズノのどんなアイアンヘッドにするかにもよりますが、MPシリーズの場合、マッスルにしろ、ハーフキャビティにしろ、33〜36mm程度です。
G25よりも短くなりますので、かなり、ヘッドが返りやすくなります。
基本的に、重心距離が長いほうが、飛距離的に有利です。
なので、G25の場合、あまりフェースの開閉をしないスイングがあっていて、それでも距離が出てくれます。
MPシリーズの場合、フェースの開閉を抑えると、飛距離が出ません。
重心距離の短いアイアンは、フェースの開閉を積極的に行うことで、飛距離を出すクラブです。
まず、この違いを知っておいてください。
どちらが難しい、ということではなく、違いがある、ということです。
基本的に、ヘッドスピードが速いゴルファーほど、重心距離が短いアイアンが合っています。
次にシャフトですが、重心距離が長いアイアンほど重く感じ、短いアイアンほど軽く感じます。
なので、MPのヘッドにするのなら、DGでも問題はありません。
G25のようなヘッドにDGを装着すると、とんでもなく重く感じるようになります。
なので、DGがオススメです。
MODUS3 TOUR120にするならXが妥当ですが、MODUS3TOUR120は非常に癖の強いシャフトであり、スイングを作る段階では使用しないことをおすすめします。
MODUSの方が飛距離が出ていたのは、たまたま、または、軽いことでヘッドスピードが出ていたから、と言えます。
量販店だと1スペック5球程度しか打たせてくれないことが多いですから、これでは、有意差は出にくいです。
次にライ角ですが、身長180cm、5Iで38インチ(ミズノ表示)であれば、63度を上限としたほうがいいでしょう。
ただし、これは一般論なので、具体的にフィッティングをしてみないと、なんとも言えません。
それに、アイアンのライ角を変更するということは、ヘッドの重心位置も変わります。
アップライトにすると、重心距離は少し長くなり、重心高が高くなります。
なので、あまり大きな変更を加える事は、クラブの基本性能が変化しすぎるため、よくありません。
さらに細かいことをいうと、必ずしも、インパクト時のライ角と、クラブのライ角を一致させる必要はありません。
ただし、インパクト時のライ角よりも、クラブのライ角の方がアップライトであることは必須です。
今のアイアンのソールは、フェースを少し開いて打つことが前提となっているものが多いです。
フェースは少し開き、クラブよりもフラットなインパクトで打つことで、フェースがスクエアになる、という感じです。
ソールの形状を見ると、スコアライン(ライ角)よりもソールの方がフラットになっているものが大半です。
ですので、63度くらいまで、アップライトにしても良いでしょう。
アップライトにし過ぎると、手打ちの縦振りが直りません。
最後に飛距離の問題ですが、これは、かなり感覚的に誤解をしていると思いますから、定量的に計測してください。
簡単な弾道計測器を購入し、(ヘッドスピードと、ボール初速、概算飛距離が出る程度のもの)練習場とコースで計測してみてください。
コースでは曲げたくないという気持ちから飛距離ダウンすることはありますが、基本的に飛距離は変わりません。
G25は飛距離の出るアイアンです。
しかし、ヘッドスピードが48m/sあっても、手打ちでは、7Iで150ヤードが妥当でしょう。
MP+DGだったら140〜135くらいになると思います。
手打ちの縦振りで飛距離が出ない原因は、ハンドファーストにならない上に、アウトサイドイン軌道になるからです。
すると、ヘッドスピードの割にボール初速が遅く、打ち出し角度が高く、バックスピン量が多い弾道になります。
ライ角がアップライトでロフトが立ったアイアンというのは、まさに、手打ちゴルファーのお助けクラブであり、使っている間は、ずっと手打ちを克服できません。
なんせ、手打ちを直してハンドファーストで打つと、弾道が低くなりすぎると、打点もヒールに集中してシャンクなどがでるからです。
ということで、適正なロフト角であるMPなどに変更し、ハンドファースト(下半身リード)のスイングを覚えることは、とても良いことであると言えます。
すると、今度はドライバーとの重心距離のマッチングが変わってきますので、ドライバーも重心距離の短いものにして、シャフト重量は45インチで70g台程度にすることが妥当です。


 





ヘッドスピードを上げずに
1時間の練習でドライバー飛距離を
28ヤードアップさせた方法