倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2014年11月23日

フックグリップ改善に関するご相談です

【質問】
「グリップで今すごく悩んでいます。
練習場でもラウンド中でも気が付いたら
ものすごいフックグリップになっています。

いつからこんなになったのか全く分かりませんが、
6番アイアンあたりから全く球が上がらなくなってました。

ドライバーも打った瞬間左前方に着弾するような
ドロップボール連発で距離も出ないし、
少しでもあがると左OB、と全くスコアになりません。

ずっとスライス系だったのですが、今は左右ばらつきまくりです。

左はダックフック、右は打ったとたんOBと判る吹けあがりスライスです。

最初に気が付いたというか、
指摘してくれたのはいつも一緒に回る先輩で、
ある日ラウンド中に

「ものすごいフックグリップの上に、フェースをかぶせすぎ」

と言われました。

「スライスが出るのを嫌ってグリップが被っていったんじゃないの?」

とのことです。

ちょうど7年前から3年間、仕事が忙しくてクラブを握らなかった時期があったのですが、
再びゴルフに打ち込み始めてから徐々にこんな状態になったような気がします。

先輩はもっと普通のグリップにしてフックを打てるように修正して、
それを少しづつストレートボールに近づけていく練習をしろ、と言いますが、

なかなか時間が取れなくて月に1回くらいしか練習に行けません。

左手親指と人差し指が作るV字が右耳を指すように、といいますが、
そのグリップではものすごく違和感を感じ力も全然入らず、

距離も出ないし、球筋も弱々しいスライスか、。
弱々しいフックしか出ません。

結局一番しっくりくる超フックグリップに落ち着いてしまいます。

デビット・デュバールが超フックグリップでしたが
恐らく私のはあれよりひどいのではないかと思います。

インパクトで左手の平が飛球方向を向くくらいな感じです。

ゴルフが好きで好きでずっと続けてきました。

今のこんな状態を何とかしてレベルアップを果たし、
これからもずっとゴルフを続けていきたいと思っています。

何か良い練習法があれば教えていただけないでしょうか。

ちなみに現在37歳。ゴルフ歴は足かけ10年くらい、身長174cm、体重70kgです。

よろしくお願いします。」



【回答】
選択肢は2つです。
1つは、そのグリップを少し直すことです。
超フックグリップを、普通のフックグリップに直すことです。
直し方は、簡単ではありません。
ハンマー打法のようなイメージになってしまっているからです。
今更、フェースローテーションをするスイングのイメージすらわかないかもしれません。
だったら、まずはそのグリップでも良いのでアウトサイドイン軌道のフェードを打つ練習をしてください。
左打ち出しのフェードです。
最初は弾道が低くても良いです。
フェードを打つことです。
次第に、今のグリップに違和感が生じるようになり、徐々にフックグリップの度合いが弱まります。
ただ、ドローを打とう、まっすぐ振ろうとするとすぐ元に戻ってしまいますので、一定期間、辛抱が必要です。
もう一つの選択肢は、そのグリップのままやり続ける、という方法です。
ハンマー打法のようなスイングになるし、弾道も低くなりますが、それでやり続けるという選択です。
実際、デュバルよりもさらにきついフックグリップでメジャー勝利しているプロもいます。
ポールエイジンガーです。
ポールエイジンガーのグリップは、超フックグリップです。
その上、フックボールを打ちます。
まさにハンマー打法です。
それでも、プロになった挙句メジャーで勝利までしているのです。
それが合っているのだと思います。
なので、今のグリップのまま、スイングを磨いていくという方法もあります。
ただ、相当な練習量が必要だし、このような個性的なスイングで成果が出るようになるには時間がかかることを、覚悟して下さい。
練習量を多く取れないなら、グリップを直すことをオススメします。
ちなみに、ポールエイジンガーもプロになった後、超フックグリップを直そうと思った時期があったそうですが、「君のグリップは、それで完璧なんだ。」と、ある指導者から助言され、そのままやり続けることにしたそうです。