倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2014年09月17日

ラフの打ち方とダウンブローについてご相談です

【質問】
「倉木様、お世話になります。

メール・ブログ、そして教本を参考とし、練習する日々です。
スコアはやっとこさ90を切る事がたまにある、程度なのですが、
少しずつは進歩してるんじゃないかと思っています。


【1】すっぽりはまったラフから上手に打つには?

先日、かなり密集したラフ(毛足は短い)からのショットがありました。
どうやってヘッドを入れても絶対に手前のラフにヘッドが当たります。
上から上から、と念じて6Iを打ちましたが全くダメで、
手前5センチくらいからザバザバとラフを打ってました…。

まあ、6Iの選択がそもそもの間違いかと後で思いましたが、
それにしてもあのライから上手にインパクトするのは難しい。
果たして上手なゴルファーの方はどのような選択をし、
どのようなヘッド軌道やインパクトを心掛けるのでしょうか?

【2】本当に手前にはエッジもソールも擦らないのか?

関連していますが、上級者の方に「クラブが寝ている」指摘を受け、
本当のダウンブローには程遠いな、と自覚した訳です。

・ヘッドの最下点はボールの中心より(飛球線方向の)先にある
・故にヘッドはまずボールに最初にコンタクトすべきである
・それがダウンブローであり、ダフリやトップは理論的は無い

この様に解釈している自分ですが、練習時にある気付きがありました。

ボールの真後ろのマットに適当なテープを貼り付けて打ってみました。
完全なダフリショットは論外としてですが、
かなりまともにインパクトしたつもりでもテープがヘッドにくっつきました。

ボールの右側面から1センチくらい離してもくっつきます。
流石に3センチくらいだとくっつきませんでした。(たまにくっつきます笑)
「これは相当に寝て入ってるな?全くダメだ…」とショックを受けました。

しかしインパクトシーンのスロー動画などを漁っているとまた気付きました。
「ウエッジからミドルアイアン位までは結構手前を擦ってる?」
何度見ても手前側で最大2センチ位?から接触しているように見えます。

もちろんダフリ動画ではないので、正しいインパクトなのかと思います。
倉木様の教えに「本当のダウンブローはダフリトップへの許容範囲が広い」とあります。
そして1センチ手前のテープ云々はもしかしたら考え過ぎなのかもしれません。

しかしボールが沈んだライ(たとえフェアウエイでも)ではどうなるのか?
前述の上級者の方に「今のままだと洋芝のライからは苦労するよ」とも言われました。

教えて下さい。
本当のアイアンインパクトとは、例えば全くのフラットライでは、
ミリ単位でもボールコンタクトが第一であり、それを目指すべきなのか?
そうでなくてもどの辺までが許容範囲の噛み具合?なのでしょうか?

合せて、最良のインパクトを実感しやすいドリル、
などがございましたらご教授下さい。
(何せ自分で最高のインパクトだと思ったらテープがくっつく男ですから…)

乱筆長文で申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。」



【回答】
「寝て入る」というのは、ロフトが寝て入っているのではなくて、クラブヘッドがボールの手前から入っている、つまり、鈍角に入っている、ということだと解釈しました。
完全なフラットライ。
例えば、まっ平らなフェアウェイバンカーや、ゴムマット。
これらのライから打つのであれば、クラブヘッドのフェースとコンタクトは、ボールで無ければなりません。
それこそ、ミリ単位でヘッドの入れ方を考えます。
ダウンブローであれば18mm程度のクラブヘッドのズレの許容範囲はあるでしょう。
レベルブローになると9mm程度、というイメージです。
ミスの確率が2倍以上になります。
フェアウエイから打つときはボールは芝に少し埋もれます。
その分、インパクト前にクラブヘッドが芝に接触することはあります。
芝に埋もれつつも浮く分、クラブヘッドの上下のズレに対する許容範囲は広くなります。
許容範囲は、弾道が全てです。
ティーアップしていればかなりのズレに対して大丈夫です。
フェアウェイなら少し減り、フェアウェイバンカーになればさらに減り、左足下がりのフェアウェイバンカーになればさらに減ります。
許容範囲はライによって変化します。
良い弾道が出る範囲が、許容範囲なのです。
だからこそ、フェアウェイバンカーであったり、土の上であったり、うす切れたマットなどで練習したほうが、スイングが磨かれるのです。
過酷な環境がスイングを良くします。
フカフカのマットや、うす切れた場所を避けてマットの先端でボールを打ったり、ティーアップしたボールばかり打っていると、あまり上手くなりません。

片手シングルさんが言うように、洋芝は水分が多く柔らかいのでボールが沈みます。
また、手前から入るとターフが取れてボールが飛ばなくなります。
日本のコースは総じてメンテナンスが素晴らしすぎることに加えて芝が乾燥していて打ちやすいので、ミスが出にくくなっています。

ラフからの打ち方は、経験で学ぶ部分が多いです。
どらくらいの沈み具合なら、どらくらいの番手まで打てるか。
ダウンブローになるほどインパクトまでの芝の抵抗が少なく、より大きい番手で打てるようになります。
鈍角な入射角度だと、ラフの抵抗が大きく、苦労することになります。

いずれにしても、ダウンブローのスイングをマスターするための取り組みをコツコツ続けることで、驚くほどダフリ、トップが減るようになっていきます。




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