ヘッドスピードを上げずに
1時間の練習でドライバー飛距離を
28ヤードアップさせた方法











2014年01月31日

トップからの切り返し等に関するご相談です


 
【質問】
「倉木 真二 様
 いつも大変参考になる記事を掲載していただきありがとうございます。
倉木様の真摯な回答に大変感心しております。
さて、私はここ2年ほどトップでの2段モーションに悩んでおります。
スローの動画(後、正面)などで確認するとトップから切り返しの際にいったんコックがほどけ90度くらいシャフトが立ち、もう一度元の状態に戻りそこからダウンスイングに移ります。
シャフトのクロス、オーバースイングはそれほどひどくないと思います。シャフトはグリップ拳一つ程下がった状態から、肩口下あたりでプレーンに乗ってくるように見えます。

 他の人からは、いったんトップでクラブを止めている様に見えるようです。
 片手シングルさんからは、トップが上がりすぎて体が伸び上がっているのでこれ以上あげないという位置を決めて、練習するように言われましたが、なかなかうまくいきません。
 ちなみにこのようになったのは、インサイドからクラブを入れようとして、グリップの自然落下を意識して練習してからだと感じています。ドライバーのヘッドスピードは43〜45ぐらいで、コースでは比較的曲がりが少なく230〜240ぐらいのキャリーです。
 タイミングがそれでとれているのだから直さない方がよいとゆう友人もいますが、力んだときのアイアンのタイミングのずれが大きいので必ず修正したいと考えています。
魔法のような方法がないのは理解しているつもりですので、どのような点に気をつけて練習したり、あるいはドリル等で矯正したりしていけばよいのかご教授ください。
ぶしつけですがよろしくお願いいたします。」


【回答】
テークバックでクラブを両手で持ち上げてしまっていることが根本の問題に感じます。
テークバックを両手で持ち上げるとトップが浅くなります。
捻転差を作りにくくなるためです。
その人のベストな捻転が作れなくなります。
その結果、クラブを上げる高さというより、捻転に対して物足りなさが出て1テンポ入れて勢いづけて捻転を作ろうとしているのかもしれません。
テークバックでクラブを両腕で上げる意識はあまり良くありません。
プロ、上級者は、テークバックでは左手は遠くに押す意識、押す力で腕が伸びる上に肩の捻転が強まります。
そして、右手でクラブを引きます。
左手は押す、右手は引く、でテコの力を少なからず使っています。
じゃないとトップであれだけ捻転して左腕がキレイに伸びるということはできません。
これで捻転のある左腕の曲がりが少ない張りのあるトップが作れます。
これならば物足りなさもなく、シンプルに1ステップでテークバック〜切り返しが可能です。
ダウンスイングからのイメージですが、実は、インサイドから降ろすこと自体は問題ではありません。
インサイドからクラブを寝かせて降ろすことが問題です。
これは自然落下の力をうまく使えておらず、クラブを横に振ってしまっているからです。
ベストなイメージは、まず、インサイドからクラブを立てておろせるようになることです。
それを自然にするためには、ダウンで肩の開きを抑えることです。
それをするためには、テークバックの勢いが大事です。
勢いがあることで肩の開きがワンテンポ遅れます。
腕を降り始めた後に下半身の動きを上手く抑制すればクラブヘッドがインサイドから縦に走ります。
単に立てて降ろすことだけ考えると肩がダウンで開きやすくなります。
大切なのは肩の開きを抑えてインサイドから立てておろせるようになることです。
それができるようになったらアウトサイドイン軌道のフェードでもインサイドアウト軌道のドローでも打てるようになります。
もう一つはテークバックで少しアウトに上げて切り返しから少しインに入れる(オンプレーンにする)イメージを持つと良いです。
そうすることでトップで無駄な間ができず、スムーズな切り返しができます。
もちろん、この時、肩が開いてクラブが寝ないようにすることが大事です。
(スイングプレーンから外れた状態)
クラブヘッド入射角度が浅くなり、ダフリ、トップの出る確率が高くなってしまうためです。
インパクト時、プロ、上級者の多くのドライバーショットなど、顔の向きが少し右に回転している点に注目してください。
これは肩の回転が早くならないようにすること、たとえインサイドからクラブを降ろしてもクラブが寝ないようにする上でとても大切な動作です。
プロ、上級者は一般的なアマチュアゴルファーよりも、肩(下半身ではありません)が閉じた状態で打つイメージを持っています。
背中でボールを見ながらインパクトするくらいの意識を持っていることが多いです。
そういうイメージを持って、クラブを立てる、ということを実践してみてください。
もっと良くなるはずです。


 





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