13年続いた活動もそろそろ終了し、
倉木真二は引退します。
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2013年05月29日
インパクト後の動作に関するご相談です
【質問】
「倉木様
いつもアドバイス頂きありがとうございます。
さて、GWですので本日もラウンドしてまいりました。
結果は散々なもので、練習場で出来る事が全くできずに、かなり落ち込んで帰ってきました。
自分の欠点は自分が良く知っています。
1、ダウンスイングで突っ込む
2、ボールから目を離すタイミングが早い
3、体が起き上がる
プロの動画を見ると、ボールを打ち終わった後もしっかりと、前傾姿勢を保ったままで視線も
ボールが有った場所を見ています。
簡単に身に着けれるとは考えていませんが、練習で気を付ける事と強調すべき動作を教えて下さい。
抽象的で申し訳ありませんが、宜しくお願いします。」
【回答】
自分のスイングとプロのスイングを比較し、見た目の違いを疑問に思う。
とてもシンプルですが、大きな気付きがたくさん得られます。
プロや上級者が打ち終わったともボールを見ていられるのは、
「ビハインド・ザ・ボール」
を徹底しているからです。
動作のイメージとしては、体の右サイドでボールをさばいてしまうようなイメージです。
手打ちスライスから脱却したゴルファーは、クラブを横に振るようになります。
手打ちスライスは、トップから手で始動し、袈裟切りのような動作になってしまうことが原因です。
それを克服し、クラブを横に振れるようになると、ひどいスライスはなくなります。
しかし、そのイメージが強くなりすぎて、手がインパクトで横に流れていき、体の開きも早くなり、顔も回転していってしまうのです。
この回転してしまうイメージを改善する有効な方法があります。
まず、クラブを持たずにシャドースイングをします。
そして、右手にゴルフボールをもちます。
トップからの切り返しで、そのボールを右足よりも右側の地面に投げつける動作をします。
この動作をするには、上体が開いてはできません。
上体の開きを嫌うプロは、このようなイメージで、腕を使い、体の開きを抑え、インパクトをしています。
体を回転させて腕を横に使う回転運動をイメージせず、腕を縦に振るイメージを強めてください。
そうすれば、ビハインド・ザ・ボールができるようになり、インパクト後も前傾姿勢がキープされ、ビハインド・ザ・ボールもできるようになっていきます。
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