倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2013年03月27日

全番手、同じ長さのアイアンは良いか?


 
【質問】
倉木様
いつもありがとうございます。
立て続けのご質問お許しください。

「アイアンショットの極意」で厳密に言うと番手ごとのスイングは異なる、とのことですがアイアンを5IからPWまで長さ、ライ角を揃えて作ったらどうなりますか?体格により好きな長さは多少違ってくるでしょうがスイングをシンプルにするためにもそのほうがショットも安定するような気がしますが、逆に倉木様のご意見でありましたように「ストロングロフトのクラブは逆に難しい」ということであればこれは無意味なのでしょうね。

倉木様のご意見をお願いします。もし賛成いただけるなら1セット作ってみようと思います。(スペックは何も考えていないですが)

よろしくお願いいたします。」



【回答】
シャフトの長さが全て同じアイアンセットはとても面白い考えです。

現実的には、番手別のヘッド重量の問題が有り、制作はできません。
(出来たとしても、ショートアイアンのスイングバランスが重くなりすぎてしまいます)

ヘッド重量の問題を無視して考えても、問題は残ります。

シャフトは基本的に短いほうが、扱いやすく、方向性が良くなります。

ただ、デメリットとして、

・ヘッドスピードが落ちる
・弾道が低くなる

ということが挙げられます。

ショートアイアンはロフト角が大きく、飛距離を伸ばす必要もないので、短い方がメリットがあります。

一方、ロングアイアンは、長いほうが弾道が上がりやすく、飛距離も出るので、長いほうがメリットがあります。

このような理由から、全番手同じ長さのシャフトというのは非合理的です。

ただし、長さのピッチを1番手0.5インチにする必要は有りません。

5/8インチだって良いのです。(実際、そういうアイアンはあります)

ただ、アイアンシャフトは0.5インチピッチを元に番手別設計されているので、ピッチを変えるなら調整が必要になります。

また、ライ角のフローも考える必要があります。

いずれにしても、全番手同じ長さのアイアンはオススメ出来ませんが、考え方として面白いと思いました。