倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2012年12月25日

シャフトの硬度などに関するご相談です


【質問】
「いつも楽しく、また、非常に参考になるので拝見させていただいています。

今回の質問はシャフトについてです。

先日、オークションにて、Fire Express Proto 65Sのタイトリスト910D3用のスリーブの装着されたシャフトを購入しました。

「Fire Expressはフレックス表示が堅めなので、Sを通常使用しているのであればSXが妥当です」というようなことを聞いたのですが、自分が落札したSは通常のSよりも堅く感じます。

今まで使用していたのは、ATTAS T2の6Sですが、シャフトの長さが、グリップエンドからスリーブ先端までが、1120mmで、今回落札した品物は1112mmでした。シャフトの先端でカットしていると仮定して、わずか8mmの差でシャフト硬度は違ってくるものなのでしょうか?そうであれば、仮に1135mm(純正より15mm長めで、ヘッド装着後に45.25インチ)くらいの長さであれば、SRくらいの硬度になるのでしょうか?

堅く感じるのは単なる感覚のズレなのか、はたまた数ミリの違いで硬さが変わるものなのか、頭を悩ませています。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お知恵をお借りできれば幸いです。」



【回答】
オークションで入手する中古シャフトは誰がどのような加工をしたのか分からないものは購入しないのが吉です。

キチンと情報が公開されているものなら「まだマシ」というレベルです。

シャフトを抜き差しし、強度が弱っているものもあるからです。

8mm短いということですが、これがメーカーで組み上げた(スリーブとシャフトを接着した)ものであれば、シャフト先端でカットしていることはありません。

可能性としては

・メーカーに短めでオーダーした
・購入後、エンド側をカットした

となります。

この場合、基本的に硬度は変化しません。

シャフトとスリープをどこかの工房が接着した場合、どのようなことがされたのかは分かりません。

チップカットしている可能性が無いとは言えません。

確認するには、同じシャフトを横に並べ、ロゴのズレを見ることです。

硬く感じるということですが、仮にチップを8mmカットしていたとしても、アッタスT2の方が、数値的には硬く出ます。

また、シャフトを長くしても、硬度が下がることはありません。(スイングバランスを同じに保った場合)

長くすることでスイングバランスがアップする場合、1ポイントで約1cpm柔らかくなります。(約1/10フレックス分)

とは言え、スイングのタイプによった硬さの感じ方は様々ですので、一概に「数値的にアッタスの方が硬いから、気のせいである」とはいえません。

リリースのタイミングやスイング軌道のタイプによって、硬さを感じるポイントが変わるからです。

ただし、数値的には今回のスペックの比較手では、アッタスの方が硬い(仮にファイアーエクスプレスがチップカットであったとしても)と言えます。

また、オークションで中古シャフトを購入するときは、かなりの注意と、シャフトに対する知識(出品者、落札者、ともに)が必要です。

個人的にはオススメしません。