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2012年11月26日

ドライバーヘッドの重量調整、バランス調整に関するご相談です。


【質問】
「倉木様

いつもありがとうございます。

また質問させてください。今回はクラブの件ですが、ドライバーなどでバランス調整するときにシャフトに鉛を入れますが、そのことにより弾道に影響はあるのでしょうか?(通常ヘッドの後方に貼ったときのように)

また特注のドライバーヘッドでヘッド重量を重くする場合はどのように重くするのでしょうか?

最後にテーラーメイドのR11のようにヘッド左右の重りを変更できるヘッドで、左右の重りを重くしていくと弾道は低くなるような気がしますが理にかなっていますでしょうか?



以上のご指南をよろしくお願いいたします。」




【回答】
おっしゃるように、スイングバランスを調整するために、シャフト先端に鉛の棒(ウエイト)などを入れることがあります。

主に、6〜7gを上限に、入れることが多いです。

これによる影響ですが、

「最も、現状のヘッドの重心位置を変えること無く調整できる方法」

だと言えます。

「ネックの中に鉛を入れるなど、とんでもない!」

という主張をよく見たり聞いたりすることがありますが、この多くは間違いです。

詳しいことは、のちほどブログのコラムで公開しようと思いますが、ネック内にウエイトを入れる方法が、もっとも現状のヘッド重心位置に影響を与えず、バランス調整する方法です。

(ただし、シャフト内に比重の軽い鉄粉などを入れていくと、)

なので、ヘッド後方に鉛を貼るときのような、重心位置変化は、見られません。

余談ですが、ヘッドに4g程度の鉛を貼っても、重心距離、重心深度は、ほぼ変化しません。

しかし、4g程度でも、貼り方次第で大きく変わる数値があります。

それは「重心角」です。

重心角が大きくなると、

「フェースの返りやすくなる」

と言われますが、厳密には

「フェースが開きにくくなる」

効果があります。

フェースローテーションをしようとして、それを助ける効果はほとんど無い、ということです。

フェースローテーションを助けるのは、重心距離の短さです。

特注のヘッドの重さを変える方法は、主には以下の方法になります。

・ヘッドについているウエイトを重いものにする(固定式のもの)

・ヘッド内に入れるゼリー状のもの(カスによる音鳴り防止兼用のもの)で調整

「ウエイトの調整方法で、重心位置が大きく変わってしまうのではないか」

と心配する方が多いですが、実は、6g程度のウエイトなら、重心距離は、ほとんど変化しません。

それ以上に、ウッド用のヘッドは、そもそも重心位置に個体差がありますので、それほど神経質になることも無いと言えます。

ウエイトが左右に分散すると、慣性モーメントは増加します。

それが弾道の高さに影響することはありません。

ただ、重心がフェース面方向に近くなると、重心深度が浅くなり、遠心力によるシャフトのしなり(ヘッドの重心がシャフト軸線上に位置しようとする動き)が少なくなり、弾道が低くなりやすくなります。


 





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