倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2012年10月28日

左手首の角度についてのご相談です


【質問】
「倉木様

お世話になっております。
40歳、ヘッドスピード40、スコアで110程度の男性です。
ゴルフ歴は5年です。


何度かスクールでレッスンを受けたのですが、バックスイングの歳に左手の甲が上を向くようにとアドバイスを受けました。
首を後ろに向けた時にグローブ、左手甲(グローブのロゴ)が縦を向くようなイメージです。
元々球が上がっていなかったことからそういうアドバイスとなったようですが、雑誌等でプロのスイングを見てもそうなっている人はまずいません。
どちらかというと左手は体や首の向きと並行に上がるため、左手甲(グローブのロゴ)は見えないのが正しいのではないでしょうか。

打ち方を変えて球は上がるようになりましたが、スライスの出る回数も増えたような気がして本当にこれでよいのか悩んでおります。
ご相談させてくださいませ。」



【回答】
「左手首が甲側に折れるように指導された」ということで良いでしょうか。

確かに、左手首は甲側に折れると球は上がりやすくなります。

理由は、ハンドファーストになりにくいからです。

逆に、左手首が掌側に折れると、ハンドファーストが強くなります。

これにより、弾道が低くなっていたのだと思います。

それを、左手首を甲側に曲げることで、ハンドファーストを弱めようと指導しているのだと思います。

フックグリップだとハンドファーストになりやすいですから、より左手首の角度に注意が必要になります。

この左手首を意識するのは、とりあえず間違った指導ではありません。

しかし、よりよいのは、「左手首が掌側に折れにくいスイングをする」ことです。

具体的には、フェードの打ち方の練習をする、などです。

こうすることで、結果的に、左手首の角度が改善されます。

左手首の角度が問題であることは正しいのですが、そこばかり意識して直る問題ではありません。

全体の動きを意識することで、結果的に改善される。

そのほうが自然になおせます。

それが、フェード打ちの練習であると言えます。

トップで左手首の向きを確認しているようですが、これはほぼ無意味です。

なぜなら、肝心なのは「切り返しの時にどうなっているか」だからです。

今回の悩みをかかえるゴルファーは、大抵の場合、切り返しの瞬間に、左手首が掌側に巻くようにして折れてしまうのです。

ですから、ビデオなどで、実際に切り返しの瞬間どうなっているか、を確認して下さい。

有効な解決策は、フェード打ちです。

ビデオ撮影でフェード打ちと通常のスイングの切り返し時の左手首の角度の違いに注目してみて下さい。