ヘッドスピードを上げずに
1時間の練習でドライバー飛距離を
28ヤードアップさせた方法











2012年08月30日

「手打ち」とは一体、何なのか


「手打ち」

という言葉を聞いたことがあると思います。

「今のは手で打っちゃったよ」
「手だけで打ってしまった」


このような言葉を良く聞くことがあります。

しかし、この「手打ち」について、
具体的に理解しているゴルファーはあまりいません。

なぜなら、
手打ちについて具体的に説明している情報が
ほとんど無いからです。


なので、これを機会に、
この記事を読んでいるあなたには、

具体的な手打ちの内容」

について、理解して欲しいと思います。
(すでに知っていたら復習してみてください)

手打ちとは何か。

核心を一言で突くなら

「アウトサイドイン軌道、かつ、インパクト時、ヘッド先行するスイング」

となります。

アウトサイドイン軌道の意味は分かると思いますが、
一応説明します。

アウトサイドイン軌道は、
目標方向に対し、インパクト前後のクラブヘッド軌道が
アウトサイドからインサイドに抜けることです。

ヘッド先行とは、インパクト時、
手元よりもクラブヘッドが先行することです。
(ハンドファーストの逆)

アウトサイドイン軌道、かつ、
ヘッド先行インパクトになるスイングが
「手打ち」の定義となります。

つまり

「どうすればアウトサイドイン軌道、かつ、ヘッド先行になるか」

を考えると、手打ちが見えて来ます。

アウトサイドイン軌道、かつ、ヘッド先行のインパクトにするには、
トップからの切り返しがポイントになります。

トップからの切り返しの時、
手から始動し、腰の回転をあまり使わないと
アウトサイドイン軌道、かつ、ヘッド先行インパクトになってしまいます。


アウトサイドイン軌道、かつ、
ヘッド先行インパクトになると何が問題なのか。

それは、

「飛距離がとてつもなく出ない上に方向性も悪い」

ということです。

アウトサイドイン軌道、
ヘッド先行のインパクトだと、
何も良いことがありません。
何一つ無い。

アウトサイドイン軌道になることで
打ち出し方向は左に。
スライス回転がかかることで
大きく右に曲がります。

それにより、ボール初速の低下、
バックスピン量(サイドスピン量)の増加を招くので
飛距離が落ちます。

さらに、ヘッド先行することで
インパクト時のロフト角が増えてしまい、
打ち出し角度が高くなりすぎて距離を大幅にロスします。

ドライバーなら40ヤード〜70ヤードくらいロスします。

「そんな大げさな!」

と思うかもしれませんが、
私は多くのお客さんの弾道を定量的に計測しているので、
間違いありません。
40〜70は簡単にロスします。
(ヘッドスピードが速いほどロスが大きくなる)

逆に言うと、手打ちを改善すると
飛距離は40〜70ヤードは伸びる可能性があるということです。

そういった意味で、手打ちのゴルファーは
飛距離の伸びしろがとても大きい、ということになります。

さらに、手打ちはスイングプレーンも極端な縦振りになるので、
(7番アイアン36.5インチでインパクトのライ角が68度くらい)
打点がトー側に集中しやすくなります。

これもまた、ボール初速ロスになります。

「トップからの切り返しで、手から始動してしまい、
その結果、アウトサイドイン軌道、かつ、
ヘッド先行のインパクトになってしまう」


これが「手打ち」の正しい意味なのです。

トップからの切り返しで、
下半身始動ではなく、
「手始動」だから、手打ちと言います。

ちなみに、「振り遅れ」は手打ちの逆です。

下半身リードが強すぎたり、
体が目標方向へスウェーしてしまった結果、
インパクト時にハンドファーストになりすぎて、
クラブヘッドが遅れてしまうことです。

腕が振れていない、ということです。


そして、アマチュアの大半は、この「手打ち」になっています。

「飛距離の出ない高弾道スライス」

になっているということです。

この手打ちを直すためには、
トップからの切り返しで
下半身始動をする必要がありますが、
それよりもまず重要になることは、
手打ちの弾道を、ある程度、
ごまかしてくれるアイアンを使わないことです。


手打ちをごまかしてくれるアイアンとは、

・シャフト重量がかなり軽い
・ロフト角が立っている
・ライ角がアップライトになっている


ものです。

手打ちは腕の力でスイングするので
軽いクラブが振りやすく、心地よく感じます。

下半身を使い、体の力を使ってスイングしたら
軽すぎてタイミングが取りにくいと感じるようなクラブです。

また、インパクトでヘッド先行し、
ロフト角が多くなるので、
ロフト角が立っているアイアンだと
ごまかしが効いて飛距離が出ます。

さらに、スイングプレーンも極端なアップライト(縦振り)なので、
アイアンのライ角がアップライトなものだと、
ごまかしが効きます。

そういうアイアンを使っていると、
手打ちを脱出できません。

なぜなら、下半身始動の
ハンドファーストのスイングをすると
低い弾道が出たり、
シャンクしたり、
フックしたり、
軽いためにリリース(インパクト直前のコック開放)
のタイミング、スイングのテンポ、再現性がばらつくからです。

しかし、こういうアイアンは多いので、
注意が必要です。


・手打ち
・振り遅れ
・下半身リード
・タメ
・などなど・・・


ゴルフ業界には、さまざまな単語があります。

そして、それらについて、
具体的に、定義をする情報はほとんどありません。

効率良く上達するためには、
具体的に理解することです。

抽象的な情報では、いつまで経っても
的はずれな練習をしてしまうことになりかねません。

手打ち1つとっても、
ほとんどのゴルファーは
正しい意味を知りません。

それなのに、「手打ちになっている!」と言われても、
どうしたらいいか分からないのが正直なところだと思います。

この記事を読んでいる方には
これからも

「抽象的なゴルフ用語の定義」

を、具体的に説明していくので、
ぜひ参考にして欲しいと思います。


 





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