倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2012年05月08日

ドライバー選びのご相談です


【質問】
「倉木様


16年 我流、 3年前からレッスンを受けています

ドライバーの飛距離不足が悩みです。

200yちょっとの飛距離です


51歳男性、163cm、63kg、ハンデキャップは12.7です


ロンゲストヤード ネロ SRのシャフトにマスダゴルフ 

Vロッド460 の組み合わせです


(方向性は安定し(ストレート〜フェード)や

チョロなど打ち損じは減ってきておりますが・・・)


いろいろ模索しておりますが、試打結果は、藤倉さんでは、 

モトーレ スピーダー VC5.0 R2 45インチで、

 ヘッドスピード 38m/s ボール初速 56m/s が最良との判定でした。


 ラウンドの試打では、

  ツアーステージ ファイズ PZ−501Wシャフト SR 46.25インチ ロフト10.5

 で、10回ティーショットをして、平均飛距離が219.25y(188−246y)でした。

  
 ゼクシオ フォージド MX3000フレックス SR 45.5インチ、ロフト10.5は2回打って、

 226yと187yでした。


 これは打ち下ろしホールで塩梅よくランがでた、

 地面が乾燥していたという状況です。

 

 私のスイングは、動画でみるとダウンスイングで、

 いわゆるキャスティングというのでしょうか、ためがなく、扇をひらくような軌道でヘッドが

 おりていますし、ダウンスイングのごく早い段階で順しなりが生じてしまい、肝心のインパクトでは


 そのしなりが減衰しています。

 スイングの改善・安定はもちろんですが、

 どのようなクラブを用いるべきかご示唆いただきたくお願い申し上げます。」




【回答】
切り返しでコックの解放が早くなってしまうのであれば

タメのできるシャフトが良いです。


基本的に、手元側が柔らかいシャフトが良いということです。


手元側の柔らかいシャフトは切り返しでのたわみが大きくなり、

ヘッドの戻りが遅れやすくなります。


コックの解放が早いスイングは

インパクト時にクラブヘッドが手元より先行しやすくなります。


なので、手元の軟らかいシャフトが最適です。


ロンゲストヤード01ネロは手元が硬く先端がしなるシャフトなので、

最も合っていないシャフトになります。


手元が硬く、先端が走るシャフトは

最もインパクト時にクラブヘッドが先行しやすいシャフトだからです。


切り返し時に強いタメを作り、

インパクト付近で一気にコック解放(リリース)をするタイプにマッチしています。


なぜなら、タメの強いスイングは

インパクト時にクラブヘッドが間に合わず、振り遅れやすいからです。


手元が硬く、先端が走るシャフトはコックの解放からシャフトがあまりたわまずに

一気にクラブヘッドが戻ります。


なので、インサイドアウト軌道やタメの強いゴルファーにあっています。


クレイジーのシャフトは、このように手元が硬く

ハリのあるシャフトが多いです。


飛距離的には有利なのですが、使い手がかなり限られるし、

シビアなシャフトです。


タメが強いにもかかわらず、スイングが安定しているゴルファー、

つまり、かなりの上級者ではないと使いこなせないことが多いです。

(一発、タイミングがあったときの飛距離は良いですが)


プロが使っているようなシャフトを市販したい、

というコンセプトの元開発&発売されたものですが、

プロが使うようなレベルのものは、

プロレベルの技量があって安定する物もありますので、

その点は注意が必要です。


いずれにしても、ロンゲストヤードネロは全く合っていないので、

シャフトは直ぐにでも交換したほうが良いです。


ひとつの見極め方として、

長尺対応のシャフトは強度確保のために手元が太くなっていることが多いので

手元側が硬く、タメのできないシャフトが多いです。


ロンゲストヤードネロ以外でしたら、上記に挙げた3種、

どれでも問題ありません。


切り返しで適度にタメが作られるシャフトだからです。


ちなみに、「しなり戻り」によってヘッドスピードが上がったり、

飛距離が伸びるというのはありません。


インパクト時のシャフトのしなりは、

クラブヘッドが飛球線方向に向かって先行する形でしなりますが、

これは切り返しの反動でしなっているのではなく、

遠心力でしなっているだけだからです。


クラブヘッドの重心位置が遠心力によってシャフト軸線上に位置しようと働くために

シャフトがたわむということです。


重心深度が深いほど、そのたわみ量が大きくなるので、

打ち出し角度アップ&つかまりが良くなるということです。


ためしに真円の物体の真ん中にシャフトを挿してスイングしても

クラブヘッドが先行するような形でシャフトはしなりません。


シャフト軸線上にクラブヘッドの重心が位置しているからです。


結論としては、

早めにシャフトだけでも交換することです。