倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2012年01月23日

クラブセッティングとトップの手首の角度に関するご相談です

 【質問】
「倉木さん、メールありがとうございます。


ゴルフを始めてまだ1年ちょっとです。


3ヶ月程前にこのサイトを知りました。


参考になるところが多々あって、

日々の練習に活かそうとしているところです。


ゴルフを始めてすぐ、近所のショップで安価で易しいということで、

キャロウェイのX-22(NS.pro 950S)を勧められ、

練習していたのですが、

2011年9月27日の倉木さんのコメントで、

X-22は特殊なクラブで、

上達志向の人には向かないということを知り、

悩んだ末、先日クラブを買い換えました。


メーカーだけこだわって、

結果Xフォージド(2009)を購入しました。(M10 DB)


季節のせいなのか、クラブのせいなのかはわかりませんが、

飛距離が10ヤード程落ちたような気がします。


そこで、4番アイアンを追加しようかと思うのですが、

そのチェーン店ではM10 DBのものは入荷負荷。


NS.pro 950Sは取り寄せられるんですが、

4番だけ違うシャフトでも影響はないのでしょうか。


37歳 172p70s HS:45m/s (1年前) ラウンド経験5回 ベスト114

1W:FT-9 SPEED AXIS MT55W 45インチ 10°

5W:スリクソン GiE SV-3019J 47グラム 42インチ 18.5°

3UT:RAZR Xユーティリティー NS.pro 950S 21°

5I〜PW:Xフォージド(2009) M10 DB

ウェッジ:X Jawz 52°,58°Dynamic Gold(S-300)


(長文になって恐縮ですがもうひとつ)

今、ショットで一番悩んでいるのはグリップです。


ケータイ動画を自分で撮影して検証してみたところ、

スイング軌道よりもフェイスの向きを制御できないことで

スライスになるケースが多いです。


あるいは振り遅れなのかもしれませんが。


当初からストロンググリップを意識してやってますが、

気になるのは、トップでもアドレス時同様に

左手は甲側に折れたままになっていること。


右脇はそこそこ締まっていて右肘は真下を向いていますが、

右手首はまっすぐ伸びて真上にパンチしてるような感じです。


トップの時、アイアンではシャフトはほぼ飛球線と平行ですが、

5W、1Wとなるとヘッドは頭よりも右(30度くらい右)を指している感じです。


左手の中でクラブグリップはどのように圧力かかっているのが正しいのか。


左手を時計回りの方向に捻り過ぎているのがいけないのか。


などグリップをきめる時毎回悩んでしまっています。


しっくりきた感触でスイングした時と、

何かしっくりこない気分のままスイングした時とで

ボールの弾道が全く違います。


グリップの確立が大きな課題です。


このもどかしい思いはうまく伝わらないかもしれませんが、

何かよいアドバイスをお願いします。」




【回答】
ゴルフを初めて1年で

とてもセンスの良い質問だと思いました。


4Iについてですが、

NS950(S)でも大きな問題はありません。


やや軽くなりますが、

許容範囲内です。


フレックス的にもS問題ありません。


Rだと柔らかすぎます。


ちなみに、5Wのシャフトは軽すぎるので

最低でも70g台のシャフトに交換すべきです。


安価なシャフトで問題ありません。


アイアンを換えて飛距離が落ちたとのことですが

ロフト角が変われば飛距離は落ちますから

問題ありません。


そのかわり、適正なバックスピン量が確保できます。



スイングについてですが、

トップで左手首が甲側に折れる状態は

フェースが開いている状態になります。


なので、インパクトでフェースが開き、

スライスしている可能性があります。


加えて、振り遅れ(ハンドファーストすぎる状態)

によるスライスの可能性もあります。


問題は、トップでフェースが開きすぎてしまうことと、

テークバックで右肘を引いてしまうことだと思われます。


グリップをフックに握っているということですが、

フックに握るとテークバックがインサイドに入りやすくなります。


そのイメージが強くなると、

右肘を引くようになってしまいがちです。


さらに、トップで左肩が下がっている可能性もあります。


こうなると、右肘が引けて右脇が開くような形になり、

右手首がまっすぐに伸びやすくなります。


そうすると、フェースが開いてしまいます。


おっしゃるように、

アウトサイドイン軌道が原因のスライスではないと思います。


問題は、


・テークバックがインサイドに入りすぎる(右肘が引ける)

・左肩が下がる

・結果、左手首は甲側に折れ、右手首はまっすぐになり、

フェースが開く

・フェースがインパクトまでに戻らずにスライス


ということだと考えられます。


解決策としては、


「縦の動作を覚える」


ということです。


テークバックで、もう少し

クラブを縦に上げる動作を覚えることです。


フックグリップだと、横に引くイメージが強くなってしまいます。


ウッド系はそれでも何とか良い結果は出ますが

ダウンブローが必須のアイアンは難しいです。


なので、アイアンショットで、

テークバックを縦に上げる練習をしてください。


グリップも、少しだけ、スクエアよりに

調整してみてください。


そして、コックを入れる方向を理解することが大事です。


コックを入れる方向は、

左手小指あたりを支点として右手で持ち上げるイメージです。


極端に言うと、左手は下に押し、右手は手前に引くイメージです。


この動作で縦のクラブの上げ方が分かります。


すると、トップからのコックの解放(リリース)

もしやすくなり、リリースと同時に

フェースローテーションも出来るようになります。


現状、クラブを引く動作が強いので、

縦に上げるイメージを養うためにも、

この練習をアイアンで行なってみてください。


6番〜5番アイアンくらいが妥当です。


そうすれば、ウッド系も自ずと修正できます。


アウトサイドイン軌道にだけ、注意すれば問題ありません。