倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2011年09月23日

ドライバーのプッシュアウト、引っ掛けのご相談です


【質問】
「倉木さん、お忙しい中返信ありがとうございます

最近、ブログの更新が多くて毎日楽しみにチェックしています


前回クラブの相談をさせていただきましたが、

返信が来る前にスリクソンのZ-TXに一目ぼれして買い換えてしまいました


せっかくのアドバイスしてくださったのに申し訳ありません

現在のクラブセッッティングは


ドライバー Z-TXツアー ミヤザキクサラブラック83X 45インチ 330g

3W Z-TX ミヤザキクサラブラック83X 43インチ 340g

2U Z-UTI(初代モデル) DGS200 39.75インチ 400g

アイアン Z-TX3〜P DGS200 405〜470g

AW クリーブランドCG16 50°DGS200 470g

SW クリーブランドCG15 56°DGS200 480g

です


アイアンを買い換えてしばらくすると以前のドライバー

(インプレスV201フブキα45.25インチ315g)

が軽く感じてしまい鉛をヘッドや手元に張って重くしても振りずらくなってしまい

ドライバー・3wともに変えてしまいました


5wはコースではほとんど使わなかったため

以前の風に強い球が打て転がしにも使いやすい2Uに変えました


現在の悩みはドライバーです


ドライバー以外はほぼストレートのフェードが打てています

ドライバーも少し前までは打てていたのですが、

最近はひっかけが多くなりたまにプッシュアウトスライスします


ブログで体重移動を意識してボディターンができるようになってきたのに

体重移動を意識しすぎてしまい

振り遅れてプッシュアウトそれを嫌がるとひっかけという

症状に陥るとありましたが私もそうなのでしょうか?


サイエンスアイでの計測ではレンジボール使用で平均値で

HS48ボール初速68打ちだし角12°バックスピン2500キャリー255くらいです


フレ角とサイドスピンは極端に多い値は出ませんでしたがプラスもマイナスも出ました


先日振動数を計測してもらったのですがドライバーだけ硬すぎるといわれました


(振動数280私の最適振動数は265といわれました)

振動数は目安であって自分が振りやすいかフィーリングがあうかが一番重要だとはおもってますが

最近体力が落ちてきた自覚があり少し柔らかめか軽めのものに変えようか迷っていますので

アドバイスをいただけるとありがたいです


クラフトマンによって言うことが違うので少し混乱しています


私はゴルフを始めてすぐに倉木さんと出会え相談もできて幸運だと思ってます


ブログの最初のほうに書いていましたがまだお仕事はお忙しいのでしょうか


機会がありましたらフィッティングをお願いしたいです

長文で失礼しました」





【回答】
ドライバーですが、

ヘッドスピードに対して重量は特に問題有りません。


振動数も硬めですが、

振動数の数値自体に大きな問題があるわけでもありません。


問題は、シャフトの特性にあるかもしれません。


ドライバー以外は全て良いフェードが出ているということなので、

ストレートに近いアウトサイドイン軌道で、

とても良い状態だと思います。


ドライバーだけプッシュアウトスライス、

引っ掛けが出るのは、シャフトの先端が硬いからかもしれません。


Miyazaki kusala ブラックは

先端部分が硬くなっているシャフトです。


先端部分が硬くなると、

インパクト時にフェースが左上を向きにくいため、

弾道が低く、右に行きやすくなります。


また、ダンロップのクラブの純正シャフトは

チップ径(シャフト先端直径)が9mmと太くなっています。

(多くのメーカーは8.5mmチップ)


これにより、さらにつかまりにくくなります。


なので、基本的にボールが右に出てしまうのだと思います。


引っ掛けが出るのは、右に行くのを防ぐために

フェースを返してしまっているのだと思います。


なので、つかまったフェードを打っていくのであれば、

手元と先端、2箇所がしなるシャフトに交換することをオススメします。


具体的には、


・ディアマナイリマ 80(S)

・ランバックス7F09(S)


など、です。


手元の硬い、普通の先調子だと

アウトサイドイン軌道が強くなりすぎて

引っかかりやすくなってしまいますが、

手元と先端、2箇所のしなりのあるシャフトなら

切り返しでタメができるので、アウトサイドイン軌道が

強まることはあまりありません。


先端の走りが良くなるので、

つかまったフェードが打ちやすくなります。


ただ、9.0mmチップ対応のヘッドに8.5mmチップの

シャフトを挿入することになりますから、

技術のある工房でリシャフトをすることをオススメします。


シャフトを挿して接着する時、

シャフトの挿入が真っ直ぐにならない可能性があるということです。

(遊びができるので、シャフトを真っ直ぐ挿しにくい)


逆に、その差を利用してフェース角やライ角、

ロフト角を調整することも可能です。


テーラーメイドのFCTスリーブと同じ理屈です。


接着してしまうので気軽に変更は出来ませんが。



ランバックスは少し軽いですが、

機会があれば、試打などをしてみることをオススメします。