倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2010年10月19日

アイアンの「ハンドファースト」について


【質問】
「倉木さん、

いつもお世話になります。


最近グリップに違和感を感じ始めて少し不安になっています。


アイアンですが、目標に対してスクエアにリーディングエッジを合わせる時、
ハンドファーストになると思います。


ですので、その握り方のままハンドファーストでない状態に持っていくと、

当然フェースは被ってくると思いますが、それでよろしいですよね?


ただ、最近、このままですと右に行くような気がしてきて、

スイング始動時に少しグリップを握り変えてしまって

(上記の通常よりもさらにフェースを被らせてしまう)、

結果引っかけてしまうということがあります。


私は、スイング始動時に大きめにフォワードプレスするので、

その時にグリップが変わってしまっているのかもしれません。


ただ、そうならないように意識してスイングすると、非常に違和感を感じて、

右にすっぽ抜けてしまう気がしますし、実際そうなることもあります。


そこで質問ですが、アドレス時のグリップの状態は

スイング終了時まで変わらないものなのでしょうか?

プロなどはどのようにしているのでしょうか?


ヘッド先行させると引っかけ気味になるのは、もともとハンドファーストで

ヘッドが遅れて入ってくることを前提にしているので、当然だと思うのですが、

それはそれで正しいですか?


そもそも、このようにグリップに違和感を感じた時には

どうしたらよいのでしょうか?


私の理解の正否も含めてご教示いただけますでしょうか?


よろしくお願い致します。」





【回答】
ハンドファーストに構えた状態から

そのままシャフトを地面と垂直な状態にすると

フェースは目標よりも左を向きます。

(グリップを右に回転させてフェースを開かない限り)


ハンドファーストに構えて右に行くようなイメージが

出てしまうことは有ります。


基本的に、インパクト時にハンドファーストが強くなると

フェースは目標より右を向いてしまうからです。


当然ボールは右に行きます。


右に行くのを防ぐために

フェースを返すと右に行かなくなります。


しかし、ハンドファーストが強い状態で

フェースを閉じているので、

目標にまっすぐボールが行っても

弾道が低くなってしまいます。


これだと飛距離が出過ぎたり

バックスピン量不足でボールがグリーンで止まりにくくなります。


グリップは基本的にはアドレスからインパクト、フィニッシュまで

変わらないようにします。


ただし、インパクト時には若干ゆるみます。


特に右手の人差指と親指です。


右手が浮くような形になるプロもたくさんいます。


右手はインパクト時には

中指と薬指の付け根で支えられているだけ、

という状態になっているプロもいます。


ただし、左手は基本的にはゆるみません。


それでもフィニッシュではアドレスと同じような

形のグリップに、綺麗に収まります。


ハンドファーストの加減と

インパクト時のフェースの向きの調整は、

考え出すととても気になって難しく感じてきます。


おススメの調整法は、

頭上からのカメラでインパクト時の画像が見られる

計測器でアドレスとインパクト時の画像を撮って確認することです。


右に行くのはハンドファーストが強すぎるのか、

単純にフェースローテーションが遅れてフェースが

開いているだけなのか。


アドレスとインパクトではどれくらい

ハンドファーストの度合いが変わるのか。


引っかけた時はヘッド先行(もしくはシャフトが地面と垂直)

になっているためなのか。


フェースローテーションでフェースが左を

向いてしまったことが原因なのか。


アドレス時のハンドファーストの度合いと

インパクト時のハンドファーストの度合い、

フェースの向きを比較することで、

何をどうすれば良いか、

分かるようになります。


是非、参考にして頂ければと思います。