倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2010年02月15日

飛距離アップするコックの使い方のメリットとデメリットとは


【質問】
「@ フォローからコックを使って振り下ろすのがいいのか?

A ボールの当たる直前までコックを使って、ボールの当たる直前に

コックを解いて手首と腕とが直線的な角度でボールを捕らえるか?

どちらが良いのかわかりません。

よく飛ぶのは、@ですが、右に左にボールが、曲がります。

A は、飛びません。8番アイアンで@では、150ヤード、Aでは、100ヤード

です。

正しいフォローからバックのスイングを教えていただけますか?」
 

 
 
 
【回答】
厳密な話をすると

コックはインパクト直前まで保ち、

そしてインパクト直前で一気にリリースした方が

飛距離は出ます。


その方が、ヘッドが加速しながらインパクトし、

ボールを押すような形になりますので

ボール初速(打った直後のボールの飛びだす速度)が速くなるのです。


同じヘッドスピードでも

ボール初速が違うので

飛距離に差が出ると言う事です。


そしてトップから切り返した直後にコックを程してしまう動作は

俗に言う「手打ち」になり、

スイング軌道はアウトサイドイン軌道になる上に

ボールを押すようなインパクトにならないので

ボール初速も遅くなります。


なので、Aの打ち方の方が飛距離は出ます。


これが物理的にも正しい理屈になります。


この結果通りになっていないと言う事であれば

意識と結果にギャップが有るのだと思います。



ゴルフスイングにおいて多いことなのですが、

自分が思っているイメージと

実際の動作は全く違っていたりするものです。


一度、@のイメージとAのイメージで打ち比べ

ビデオなどで撮影されてみても良いかもしれません。


いずれにしても、タメの効いたスイングで

インパクトした方がボール初速が速くなるので飛距離は出ます。


しかしデメリットもあって、

最近の大型ヘッドのドライバーに関しては

あまりタメが強いと振り遅れてしまい、

プッシュアウトやスライスが出る可能性が非常に高いと言う事です。


大型ヘッドは車で例えればダンプカーのようなものです。


急ハンドルには反応出来ず、

カーブを曲がれない事と同じで

急激なリリース、フェースのターンには追い付いて来れないのです。


なので最近のドライバーに関しては

タメを弱くしてヘッドを横から入れて

長いインパクトゾーンで打つ、

と言うスイングが主流です。


昔のクラブではそれでは飛距離が出なかったので

強烈なタメを作りました。


ヘッドが小さかったのでそれでも間に合ったのです。


車に例えれば小さなスポーツカーのように、

急ハンドルでもコーナーを曲がれるのと同じ事で

小さなクラブヘッドだった時代では可能な技術だったのです。


しかし最近ではそんな技術も必要なくなりました。


クラブの性能が進化したので

曲がらない打ち方で飛ばせるようになったのです。


ボールも進化し、

ドライバーも進化しました。


ボールもドライバーも飛ぶように出来ているのですから

無理に飛ばそうと思わない事も大事です。


是非、参考にして頂ければと思います。