倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2008年10月19日

スイングのタメのご相談です。


【質問】
「日距離アップの方法について2回目のメールをいただきました。

非常に参考になります。


小生は、現在62歳(来月63歳になります)です。


ゴルフ暦は約25年、HCは16です。


月に2回ほどラウンドしています。


体力は比較的あり(172センチ・67キロ)、

ドライバーの飛距離は平均240ヤードといったところです。


倉木さんにご質問したいのですが、

倉木さんがご指導しているトップからすぐ手を使わず、

右ひじを絞り込み右腰あたりまで下ろしてから、

一気に振り切るスイングは球筋を安定させる上でも有効な方法でしょうか。


それと言いますのも、小生は、球筋がフック系で不安定です。

大事なところで左に押し出し、大たたきすることが再三あります。


それから、私は、下半身(股関節を意識)と背筋・腹筋等体幹部分中心に

トップまで捻転してから、一瞬下半身を緩め、振るようにしています。

このスイングだと右ひじは右腰までは下りてないと思います。


この方法はどんなものでしょうか。


ご指導願います。」
 

 
 
 
【回答】 
何でもやり過ぎは良くなくて、

丁度良い所を探すのが重要と言う事です。


タメは強過ぎてもプッシュアウトしますし、

弱過ぎては手打ちになります。


で、肝心なことは、タメと言うのは基本的に腕を絞って無理に作り出すのではなくて、

自然とそうなるような下半身の動きをする、と言う事が大事です。


どういう事かと言いますと、

下半身主導のスイングを行う事で

自然とタメが出来ると言う事です。


意図的に肘を曲げて、右脇を占める動作はタメとは違います。


切り返しで下半身から始動し、

その後から腰、肩、腕が付いてくる、

と言う動作が出来るようになれば自然とタメは出来ます。


でんでん太鼓と言う玩具がありますが(若い人は知らないかもしれませんが)

スイングは、そんなイメージですね。


で、右肘が右腰まで降りてこないと有りますが、

厳密には右腰まで来たら右肩の下がり過ぎと言えます。


脇辺りが妥当でしょう。


フックが出るのは、

切り返しでクラブが寝て、

インパクトで手元が先行し、

振り遅れのプッシュアウトを嫌がって

フェースを返してしまう、

と言う事が原因だと考えられます。


なので、あまりタメを強く意識し過ぎない方が良いです。


切り返しではクラブを立てて降ろし、

早めにリリースをする事を心がけて下さい。


もしくは、練習場で意識的に左打ち出しのスライスを打つ練習を行うと良いです。


そうすれば、リリースのタイミングとスイング軌道の関係が

体で理解出来ます。


どのくらいリリースを早めれば、

スイング軌道はどのくらい変化するのか、

コントロールが出来るようになりますよ。


そうすれば、フックが出た時もすぐに原因が把握できますし、

修正も比較的スムースに出来るようになります。


リリースのタイミングとスイング軌道、弾道の変化を把握する事は

非常に重要な事なので、

練習の場で意識的にコントロールしてみて下さい。