倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2008年02月15日

パッティングの打ち方の御相談です。

【質問】
「ブログなどをいつも拝見しています。

わたしは51歳でゴルフを始めてからは長いですが、

途中全くゴルフをやめてしまったり、

病気をしたりで、本格的にゴルフをしだして3,4年になります。


年に3,4回ラウンドするぐらいでしたが、

ここ1,2、年は月に1回ぐらい行くようになりました。


ただ持病頚椎のヘルニアがありますので、あまり無理ができません。


ショットの方はそれなりに何とか打てるのですが、パットが全くだめです。


家でパターマットで打つとまっすぐに打てますが、

実際のラウンドでは細かいアンジュレーションがあり、

また上り、くだりがあったりで、全く距離が合わなかったり、

方向がぜんぜん違ったりします。


2パットで収まる方が少なく、3パットや4パットをしてしまいます。


1ラウンドのパット数は45ぐらいあります。

おかげでスコアがなかなか縮まりません。


まず構えたときにわからなくなってしまいます。


ゴルフを始めたころはパターが好きなクラブだったのですが、

今は一番苦手なクラブになっています。


パターをいろいろ代えたり、クロスハンドにしたりしてるのですが、うまくいきません。


何か良い練習方法はないでしょうか?」

 
 
 
 
【回答】 
パッティングは、大抵の方の場合

慣れてきた頃が一番入りやすく、悩みが浅いことが多いです。


しかし、少しでも調子が悪くなり、

考え込んでしまうとそこからドツボの始まりです。


今まで入っていたのが不思議になり、

同じように打っているつもりでも

全く入らなくなってしまいます。


そして、ストロークを綺麗にまっすぐ引いてみようとか、

ストロークのテンポを一定にしようとか、

フェースの面を真っ直ぐ引いてみようとか、

ロボットみたいなことをやれば安定するだろうと考え始めてしまい、

不自然なストロークになっていき、

ますます入らなくなってしまいます。


これは、パターが苦手になっていく方の共通のパターンなのですが、

実は、パッティングと言うのものは殆どのゴルファーが思っている以上に

アバウトな行為です。


同じような打ちかたをしても、

芝目や風の影響で結果は異なりますので

入る時もあれば入らない時もあります。


究極的には、ボールにはディンプルがついているので

それだけでも多少、方向に誤差が生じます。


同じ打ち方をしても、同じ結果にならないのだから

適当に打ってください。


テンポを合わせるとか、

真っ直ぐ引くとか、

フェースの面を意識するとか、

丁寧にやろうとすればするほどカンが鈍ります。


経験があると思いますが、

方向をやたら慎重に合わせてしまうと

距離感が合わなくなります。


だから、適当に打ってください。


しかし、常に一定にして頂きたいポイントがあります。


それは「ボールの前後の位置」です。


具体的に説明しますと、

目の真下にボールを置くのか、

目の真下からどれくらいズラすのか、など、

具体的に決めて、毎回同じ位置に合わせる必要があると言う事です。


このボールの前後の位置だけは、常に一定の位置に保ってください。


そして、先程適当に打つとお話ししましたが、

その良い練習法として

「45度オープンスタンス打ち」

と言うものがあります。


どういう練習方法かと言いますと、

字の如く、45度のオープンスタンスに構え、

そしてカップを見ながらパッティングをする、

と言う練習です。


この練習の狙いは、

何となく、感覚で転がす、適当に転がすと言うイメージを身につける事です。


パターが苦手になっている方は、

ロボットのような動きになって感覚が出し切れていません。


なので、意図的に感覚で打つしかない状況を作り出し、

それを行うことで体に覚えこませていく方法です。


綺麗に、丁寧に打てば入るのがパッティングではありません。


とにかく感覚を出すことが大事です。


私はこういう抽象的な論理はあまり好きではないのですが、

悩んでいる方ほどパッティングをシステム化したいと言う意向が強いです。


それでは、いつまでたっても改善しません。


たとえば、ゴルフボールを手に持って、5mくらい先のゴミ箱に投げ入れようとしたとき、

「ゴミ箱までの距離が5mだから、腕の振り幅を45センチくらいにして

指先の形は小指を軽く曲げて最後に手首を聞かせながら云々…」


などと考えないわけですね、それと同じ話です。


最後にまた抽象的な話になりますが、

パッティングを決める最後の一押しは

「気合い」

です(笑)
 
「外れたらどうしよう」

ではなくて、

「絶対、何が何でも決める!」

と、心に誓うのです。


で、

外したときは

「まあ、こんな事もあるよね」

でOKです。

難しく考えると簡単な事も難しくなります。

パッティングは、良い意味で適当なストロークが大事ですよ。