倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2007年11月16日

バンカーの打ち方のご相談です。

【質問】
「初めまして、助けて下さい。


私は、HC10で有りながら恐れ多く現在競技ゴルフにはまってます。


シングルまであと一息と思っています。


 競技ゴルフにハマッテからの悩みがバンカーです。


基本的にドローの球筋を意識し練習してきました。


バンカーはドローのイメージでスイングできない為、

ラウンド中 即 対応できていないように思います。


練習をすればすぐ感覚がつかめるのですが

月例や競技中に1回失敗すると競技としてスコアーにならない状況に陥ります。


失敗はダフリ・トップ・チャックリ・シャンクなど様々です。


基本的には、ローアマに診断してもらうと

バンカーのスイング時は体が突っ込み過ぎ・左膝が流れる

マンブリしすぎなど色々と指摘されます。


自分で分析するには、まず「自信がなさ過ぎてガチガチになってしまう。」


練習時に何気なく反復練習をして旨くいくだけで「基本を理解できていない。」


バンカーの時だけ「思ったところにクラブヘッドをおろせない。」


右肩が突っ込む癖が有りトップしてしまい、それを意識すると手前をダフリます。


バウンス12〜14のサンドを使い常にバンカーが苦手な為、

バンカー優先のウェッジを使用してます。


ただし、それはガードバンカーだけでクロスバンカーは、

決して下手では無いと思っております。


いろいろ参考書もあさりましたが、これと言うモノに出くわしません。


 バンカーの時やっぱり

 ・左足体重が基本ですか?

 ・重心は少し落としますか?

 ・テークバックの大きさで距離をとりますか?

 ・フェースの開き角度で距離を調整しますか?

 ・ヘッドの落としどころで距離を調整しますか?

 ・体が突っ込まない方法がありますか?

 ・左手優先ですかそれとも右手を使った方がいいですか?

 ・カットに入れる事を余り意識してませんがそれでいいですか?

 ・肩の開き角度と出玉の方向は同じで良いでしょうか?

 最後にもう一つ 他のアイアンショットとバンカーショットは、

根本的に何が大きく違いますか?


初心者じみた質問で申し訳ありませんが、宜しくお願いします。」





【回答】
ドロー打ちの方は、
比較的ヘッドの入射角がゆるく、
払うような打ち方になる傾向があります。

これは、スイング軌道がインサイドアウトになる為で、
インサイドアウトのスイングはヘッドが上から入り難くなるのです。


バンカーショットの基本は
ヘッドを上から入れることです。


払うような打ち方でもバンカーショットは出来ますが、
比較的高度なテクニックになります。


なので、最初は打ち込むことが基本です。


恐らく、現状では上手くヘッドが上から入っていないのだと思います。


「左ひざが流れる」


とありますが、足が流れると切り返しでクラブが寝てしまい、
クラブが寝るとインサイドアウト軌道になり
打ち込むことが出来ません。


なので、基本的にクラブを立てて下ろし、
打ち込む事が大事です。


打ち込まない限り、バンスが役割を果たしません。


バンスの役割は、
ヘッドが砂に潜り込み過ぎるのを防ぎ、
フェース面でボールをヒット出来るようにすることです。


では、1つ1つ質問に回答していきますね。


 ・左足体重が基本ですか?

インサイドアウトのスイングをされている方であれば

左足体重にする必要はありません。


左足体重にする理由は、

基本的に手打ちのアウトサイドイン軌道の方が

打ち込みやすくなる為です。


インサイドアウト軌道の方があまり左足体重にすると、

スウェーしてトップ、ダフリが出ます。


体重配分は左足体重ではなくても大丈夫です。




 ・重心は少し落としますか?

重心は落とします。


膝を曲げる度合いを強くして

ハンドダウン気味に構えてください。


バンカーショットはフェースを開くので

インパクト時のライ角がずれ、ヒールが浮き気味になります。


なので、

ハンドダウン気味にする事で

インパクト時のライ角が適切になります。


また、インサイドアウトになりにくく

打ち込みやすくなります。


 ・テークバックの大きさで距離をとりますか?

 ・フェースの開き角度で距離を調整しますか?

 ・ヘッドの落としどころで距離を調整しますか?


これは全ての要素で距離を調整します。

一つの例ですが、テークバックは

30%、50%、70%の3パターン、

フェースの開きも

開く、少し開く、殆ど開かないの3パターン、

ヘッドの落とし所も

クリーン、ギリギリ手前、3cm手前(イメージ)の3パターン、

と言う考え方です。


その他に、AWやPW、9Iなどを使用する、

つまり番手を換えるという方法もあります。


様々な要素を掛け合わせて距離を調整します。


それぞれの要素で距離を調整するには意味があります。


例えば、

ヘッドの落としどころの場合は

クリーンに入れば入るほど

バックスピン量が増えます。


しかし、15ヤードとか、短い距離では使えません。


フェースの開き具合に関しては、

弾道の高さやバンスの聞き具合が変化します。


 ・体が突っ込まない方法がありますか?


ハンドダウン気味にアドレスを取り、

クラブを立てて下ろす事です。


こうする事で、

足の動きを抑えることが出来ます。


切り返しでクラブを寝かせないで下さい。


寝かせると打ち込む事が出来ず、

ダフリ、トップ、シャンクが出ます。


 ・左手優先ですかそれとも右手を使った方がいいですか?

今回のケースでは右手を意識してください。


左手を意識すると、クラブが寝て入ります。


 ・カットに入れる事を余り意識してませんがそれでいいですか?

スタンスを30度くらいオープンに構え、

スタンスなりに振りぬけばOKです。


オープンスタンスに構えていないようであれば、

絶対オープンスタンスにしてください。


そうしないと打ち込む事が出来ません。


 ・肩の開き角度と出玉の方向は同じで良いでしょうか?

同じではありません。

オープンに構えるので、肩は目標方向よりも左に向きます。


出球の方向はリーディングエッジの方向です。


 ・最後にもう一つ 他のアイアンショットとバンカーショットは、
  根本的に何が大きく違いますか?


スイングがコンパクトになる事と、

ヘッドの入射角です。


バンカーショットは打ち込む為に

通常のショットよりもテークバックの早い段階でコックを使用します。


それにより、スイングアークが極端に小さくなります。


さらに、ヘッドの入射角です。


通常のショットよりも打ち込むようなスイングになります。


文面を察しますと、

ヘッドの入射角が浅い事が問題だと思われます。


緩やかな入射角で打つバンカーショットのテクニックもありますが、

基本的に難しいのでバンカーショットは打ち込んでください。


ハンドダウンに構え、

ヒール側でヒットする意識が重要です。


フェースのトー側でヒットすると、

スピンも掛かりませんしボールも浮きませんし方向も距離感も安定しません。


簡単では有りますが、
参考にしていただければと思います。