倉木真二のブログは終了いたしました。
13年間、ありがとうございました。










2007年10月21日

フェードの打ち方のご相談です。

【質問】
「こんにちは。

現在初歩的な事で悩んでいます。


以前はたぶん出来ていたとおもうのですが、

フェードボールを練習してから左のかべがスイング中にないと皆に指摘されます。


左を意識するととんでもないフックボールがでます。

何かわかりやすく、上手くいく練習方法はないでしょうか?

強いフェードボールを目指しています。


宜しくお願いします。」
 
 
 
 
【回答】
情報量が少ないので何とも言えませんが、

左の壁カベが無い、

との指摘を受けているとの事ですが、

実際にどんな弾道が出て、どんな問題があるのでしょうか。


「強いフェードボールが打ちたい」


とあるので、

もし現状のフェードが弱い弾道で、

それを強くしたい、と言うことであれば

アドバイスが可能です。


そもそも


「強い弾道」


は何か、と言う事になるのですが、

強い弾道とは


「バックスピン量が少ない弾道」


です。


バックスピン量が少なくなると、

風の影響などを受けにくくなるので

弾道が強くなります。


現状のフェードで弾道が弱く感じるのであれば

バックスピン量が多くなってしまっているのだと思われます。


確かに、フェードはドローに比べ

バックスピン量が多くなりやすいので

弾道が弱くなりがちです。


ですが、最近のクラブやボールは

ロースピン傾向にあるので

フェードでも強い弾道が打ちやすくなっています。


では、

どうすれば強いフェードを打てるのか説明して行きます。


まず、弱いフェードを打っている方に共通する点は


「手の振りで、スイング軌道をアウトサイドインにして

フェードを打っている」


と言う点です。


フェードは若干のアウトサイドイン軌道になるのですが、

それを手で操作してしまう、

手の振りでアウトサイドイン軌道を作り出そうとしてしまいます。


するとリリースが早くなってしまい、

ダウンスイング時にタメが無く、

ヘッドが減速しながらのインパクトになってしまうので

ボール初速は遅い上に

インパクト時にヘッドが手元よりも先行してロフト角が大きくなる為に

バックスピン量が多くなり、弾道が弱く、飛距離を出す事が出来ません。


なので、手の振りでアウトサイドイン軌道を作るのではなく、

腰の回転でアウトサイドイン軌道を作り出すことが重要です。


まず、切り返しの時は手でアウトサイドイン軌道を作ろうとせず、

下半身から始動してください。


そして、左足に体重を乗せていき、

体重を乗せながら腰を鋭く回転させてください。

(体重移動+回転)

この時意識して頂きたい点が、


「左腰を少し引くように回転させる」


事です。


右腰を前に押し出すように腰を回転させると

スイング軌道はインサイドアウトになり、

左腰を背中側に引くように回転させると

スイング軌道はアウトサイドインになります。


左腰を引き過ぎると

左足に体重が乗らず、

右足に体重が残り、手打ちのアウトサイドイン軌道になってしまいます。


なので、左足にしっかりと体重を乗せながら

さらに少しだけ左腰を引くような動きが必要になるのです。


更にもう一つ。


腰の回転を水平に回転させるイメージで行なって下さい。


右腰と左腰がギッコンバッタンな動きをするのではなくて、

水平でスムースな回転を行なうイメージを持つ事です。


厳密には水平には回転しませんが、

あくまでイメージです。


水平に回転させるイメージを持つと、

若干のアウトサイドイン軌道でスイングをしやすくなります。


これらのイメージを持ってスイングをすれば、

アウトサイドイン軌道を手ではなくて

体の回転で作り出す事が出来ます。


そして、切り返し時にタメが出来るので

フェードでもバックスピン量が少なく、

ボール初速が速い、飛距離の出る強いフェードが打てます。


これが俗に言うパワーフェードの具体的な状態です。


飛距離面ではドローの方が有利、と言う事は紛れも無い事実ですが、

クラブとボールが進化した現代では

昔ほどドローとフェードの飛距離差はありません。


フェード打ちのメリットは沢山有ります。


安定したバックスピン量を得られるので

ドローよりも方向性が良くなりやすいですし、

あおるようなスイングにならないので

アイアンショットなどではダフリやトップなどと言ったミスが

少なくなります。


手の振りでフェードを打とうと考える方は非常に多いのですが、

体の回転+体重移動をしっかり行なうフェードは

強い弾道で飛ばす事が出来ます。


是非、強いフェードのマスターに励んでみて下さいね。