倉木真二のブログは終了いたしました。
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2007年07月04日

SLEルールとは?

【質問】
「技術的なことではなく、質問なんですが・・・

先日、ショップを覗いてみたのですがSLEルール適用とか

ありましたがこれってドライバーのみのお話なんでしょうか?


ルール規則を読んでもなんか釈然としないので、

公式使用や競技のみではなくプライベートにおいても使用禁止なのか?


ドライバーのみならずパター以外全てのドライビングクラブ

(すなわちフェアウェイウッドやアイアン等)

対象となるのでしょうか?

クラブを買いかえるに当たって、

高反発のドライバーは殆ど適合しないようですね。


どんな材質のヘッドがどんな技術的な違いがあるのか

簡単にでも教えてくださると幸いです。」

 
 
 
 
【回答】
SLEとは「Spring Like Effect」の略で、

要はフェースのたわみによる「スプリング効果」の事を意味します。

で、

2008年度よりこのスプリング効果による反発係数が

0.830を超えるドライバーに関してはルール不適合となります。


以前は、このSLEルールが適合されるのは

ロフト角15度までのクラブに限定されていたのですが、

現状は全てのクラブにSLEルールは適合される予定です。


また、フェアウェーウッド、ユーティリティー、アイアンに関しては

2006年2月より、既にSLEルールが適用されています。


ドライバーは2008年1月より適用されます。

つまり、ドライバーだけのお話ではなくて、

全ての番手がSLEルールに該当し、

ドライバー以外は既に適用されていて

ドライバーは2008年から適用される、と言う事です。


SLEルールが適用されると、

反発係数が0.830を超えるドライバーは

全てルール違反となります。


完全にプライベートで使用しても、

ルール違反となります。


プライベートでルール違反といっても、

ルール違反だからと言って厳しく取り締まるかどうかは

仲間内で決めるような感じですね。


ただし、競技ゴルファーとなれば話は変わります。

恐らく、厳しく指摘されることと思います。


また、アマチュアの公式競技などでは

既にSLEルールは適用されています。


県アマなどに出場する時は、

高弾道反発ドライバーだと失格になってしまうという事ですね。


また、材質の違いなのですが

ルール適合モデルのフェースはあえて反発係数を

抑えなければなら無いのですが、

これを従来の高反発ドライバーと同じ素材で行なおうとすると、

フェースを厚くする必要が出てしまいます。


フェース面の厚みを厚くすると、

反発係数を下げることが出来ます。


しかし、フェースを厚くすると、

フェース面が重くなってしまいますので、

重心深度が浅くなり、設計自由度も多少低くなります。


ですので、

高反発時代とは違う薄く、軽量でたわみ難い、剛性の高い素材が

好まれるようになって来ました。


注目されている素材としては

神戸製鉄のKSTI-9等が有ります。


KSTI-9は軽量で剛性が高く、

ルール適合モデルのフェース面に使用するに適しています。