ヘッドスピードを上げずに
1時間の練習でドライバー飛距離を
28ヤードアップさせた方法











2006年07月28日

ドライバーのお悩みです


【質問】
「はじめまして倉木さん.

偶然,倉木さんのブログを見つけ,何かヒントを得られないものかと,

私の悩みを書かせて頂きます.


経験は7年ほどで,週に一度程度ラウンドをしておりますが,

きちんと指導を受けたこともなく,我流のスウィングです.


H/Sも計測したことはありません.

ドライバーの飛距離はナイスショットで250Y程度.

ここ3ヶ月で14Rの平均が93,ベストは86です.


とにかくドライバーがうまく行きません.

983K,YS-6のSから,今は905T,ディアマナ63SのSを使っております.


うまく当たれば中弾道のドローになるのですが,少し気を抜くと,

手ごたえは良いのですが右に突き抜けるナイス(?)ショット.

ラウンド中盤からは低い弾道で左に大きく曲がり,

距離の出ない当たりになってしまいます.


この症状は,今の905Tで特にひどく,983Kの時にも,時々ありました.

練習ではどちらのクラブでもストレートに近い中弾道でそれなりに距離も出ております.


自分なりの考えでは,コースに出るとあそこを狙ってとか,OBがあるとかで,

スウィングが萎縮してしまい,バックスウィングで十分な体の捻転ができず,

かつフォローで体が止まってしまい,

結果として左に曲がるショットが出ているのかと思っています.


しかしながら,本当のところがわかりません.


スウィングのどこに問題があるのか,クラブあるいはシャフトのせいなのか,

最近はまた983Kにしてみたりもしていますが

(感じとしては983Kのほうが症状が軽いようです)

自分にとってクラブがハード過ぎるのかとも思い,

先調子のRフレックスのシャフトにしてみようかとも

(でも905Tもまだ新しいのでもったいないなとか)

悩んでおります.


はたして,ソフトスペックに変えるべきなのか,

スイングを直すことで解決できるのか,

いっそクラブを買い換えるほうが良いのか.


下手な文章からお分かりになることは難しいかとも思いますが,

なにかヒントでも頂ければと,メールをさせて頂きました.


よろしくお願いいたします.」





【回答】
具体的に症状や使用クラブが分かる状況ですので非常に症状が把握しやすいです。


プッシュアウトやフックが出るということですので、症状から察しますと

おそらくは、スイング軌道が


「インサイドアウト」


になっているのが原因と思われます。


983KのYS−6の方では症状が軽いのは具体的に理由があります。


まず、983Kの方が905Tよりも重心距離と言う物が短い為、

ヘッドが返り易くなっています。(これは多少ですが)

その為に、インパクト時にフェースがスクエアな状態でヒットしやすくなります。


それに加え、シャフトもYS−6の方がディアマナS63よりも

先端の剛性が柔らかい先調子の為、インパクト時にヘッドが走り、

インサイドアウトの度合いを軽減させ、捕まりを良くしてくれます。


ラウンドで症状が悪化するのはおっしゃる通り、トップでの肩の捻転が

浅くなる為だと思われます。


ここでプッシュアウトしてしまう(インサイドアウトになってしまう)

原因を考えて見ましょう。


プッシュアウトしてしまう時と言うのは、殆どのケースで

手元が先行し過ぎている状態だと思います。

つまり、ハンドファーストになり過ぎて振り遅れている状態、という事です。


振り遅れている、と言うのはコックを解くのが

インパクトまでに完了せず、間に合わない状態です。



そこに加え、トップが浅くなったらどうでしょうか。



トップからインパクトまでの助走距離が短くなり、

コックを解く時間が足りず、

結果、振り遅れてしまいます。



そして、ダウンスイング中に振り遅れたのを無意識に

フェースをかぶせて間に合わせよう、真っ直ぐ行かせようと

して調整してしまっている為に、インパクト時のロフト角が少なくなり

低いフックボールが出てしまっているものと思われます。



結果、プッシュアウトと低弾道フックの繰り返しになってしまいます。



改善方法ですが、せっかく買ったクラブですからまだ様子を見ましょう。

まずは、スイングを軽く修正してみてはどうでしょう。

ディアマナS自体インサイドアウトと相性の良いシャフトですよ。


ただ、今までよりはつかまりは弱くなるので、多少スイングのイメージを

変えてみましょう。


まず、トップの位地を今までより体から「遠くにする」イメージにしてみてください。

そうする事で、トップからインパクトまでの距離(時間)を長くします。

余裕のあるフトコロをつくります。


次に切り返しですが、

今までよりも早めにコックを解くようにイメージし、

「ヘッドがボールの手前から低く長く入ってくる」

イメージでスイングしてみてください。


極力切り返しから右ひじを絞ったり、コックをタメたりしないよう

意識します。

そうする事で、今までよりもリリースの遅れやすい今のクラブでも

プッシュアウトやフックが軽減し、安定感が出てくると思います。


一ヶ月くらい実践しても厳しいようであれば

手元の硬い先調子系の物にリシャフトした方が良いかもしれません。


ちなみにフレックスを落としてボールを浮かせてしまうのは

今回のケースでは良くはありません。


振り遅れてフェースをかぶせてしまっているのが原因でボールが浮かないのを

柔らかいスペックにして無理やり浮かせてしまうのは

根本的解決にはならないからです。

そう言ったことをしてしまうと、スイング自体が磨かれないので

アイアンショットでも番手ごとの適正な打ち出し角度とバックスピン量が

得られなくなってしまいます。


 





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